かわいくて、切ない不可思議な物語が反響を呼んだ人気アニメ「青春ブタ野郎」シリーズの世界観を味わえる本格的な展覧会「青春ブタ野郎はスクールメモリーの夢を見ない -青ブタ展-」が、3月12日から24日(日)まで東京・松屋銀座イベントスクエアにて開催中。 その内覧会とオープニングイベントが3月11日に東京・松屋銀座で行われ、桜島麻衣役の瀬戸麻沙美、梓川花楓&かえで役の久保ユリカが登壇した。

【写真】いろんなことがあった“物理準備室”のセットも見事に再現

■「思春期×ファンタジー」青春ドラマ

同シリーズは、思春期特有の感情が不思議現象として現れる「思春期×ファンタジー」な世界観を特色とする青春ドラマ。展覧会では、数々の展示とともに「思春期症候群」を発症した少女たちとの出会いの追体験など、アニメ「青春ブタ野郎」シリーズの世界観を堪能できる。

オープニングイベント冒頭では、「くす玉開花式」が行われ、瀬戸と久保がひも引きを担当。掛け声とともに引っ張ると、2人は「祝 青ブタ展」の文字に喜びを爆発させた。

青ブタ展」開催を聞いた時のことを、瀬戸は「昨年は劇場作品が2作品、そしてテレビアニメシリーズの再放送が行われたりと、本当に『青ブタ』に染まった『青ブタ』だらけの1年だったと思うので、展示会が開かれるのはファンの人もきっと一番楽しんでいただけるタイミングなんじゃないかなと思ってすごくうれしかったですね」と語った。

今回の展示会では写真撮影が可能だという話題に移り、一番の撮影スポットを聞かれた久保は唯一動画で撮れる七里ヶ浜の海を再現している場所を挙げ、再現度の高さを絶賛。

会場を見て回った瀬戸は、印象に残っている展示について“物理準備室”のテーブルを挙げ「アニメの中でもたくさん描かれてきましたし、あそこでいろんなことがありましたので、そこが実際にあるっていうのが興奮しました」と、興奮気味に思い出深いスポットを答えた。

■声や音を使った展示物にも注目

また、目で見て回るだけでなく音声コンテンツがあることも話題に。作品中の桜島麻衣と豊浜のどかの声が聞こえるスポットについて、久保は「本当に脳に直接話し掛けられているかのような距離感の声が聞こえるので、皆さんにぜひ体験してほしい」とアピール。しかしどちらの声ものどか役の内田真礼が担当していたことが分かり、驚きの声をあげる場面も。

最後に、来場者に向けて久保は「青ブタ尽くし盛りだくさんの内容となっていて、私たちも本当に普通に来たい」と話し、帰ってからシリーズをまた見返すと見え方が変わるかもしれないと伝えた。

そして、瀬戸は「カメラで撮ってみんなの思い出に残していただきたいなと思いますし、今回は音でも体感できる展示もたくさんあるので、その場でしか聞けない思い出もしっかり心に残して、すてきなデザインのグッズが目白押しですので、最後に思い出の品も見つけて、この展示会を通して楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。

「青春ブタ野郎はスクールメモリーの夢を見ない -青ブタ展-」オープニングイベントより/※ザテレビジョン撮影