海外で人気を誇る日本車だが、今もその人気は衰えていないようだ。TikTokに先月、アメリカの自動車整備士らが口を揃えて日本車を絶賛する動画が投稿され、注目を集めている。彼らに言わせると日本車は耐久性に非常に優れているという。米ニュースメディア『The Daily Dot』が伝えている。

米コロラド州ノースグレンを拠点とする自動車整備会社「Accurate Automotive Services」が2月19日、TikTokに投稿した動画が多くの関心を集めている。動画には同社の整備士に「走行距離25万マイル(約40万キロ)以上走れる車は?」と質問する様子が映っていた。

最初に登場する整備士の男性は「ホンダトヨタ」と日本のメーカー2社を推しているが、次に質問を受けた男性は「ちゃんとメンテナンスしていたらどれも走れるよ」と答えている。次に質問を受けた男性は、「それは僕のダッジ・ラムのことだね」と米自動車メーカーのピックアップトラックだと回答した。

ところがこの後、「トヨタのトラック」「ホンダ」「トヨタホンダスバル」「トヨタの4ランナー」と日本車が名を連ねた。動画は120万回以上の再生回数を記録しており、このような声が寄せられている。

トヨタホンダが世界を制する!」
トヨタホンダは信頼の王様だよね。」
「私の2002年式ホンダ・アコードは80万マイル(約128万7000キロ)達成したわよ!」
「私は1989年式のホンダ・プレリュードに乗っていたけど、44万マイル(約70万8000キロ)走ったわ。」
「うちの2006年式のホンダ・アコードはエンジンを交換するまで50万マイル(約80万5000キロ)以上走ったんだ。」
「夫のトヨタ・カローラは、ほとんどメンテナンスもしてないのに30万マイル(約48万3000キロ)以上も走ったのよ。」

コメントは2550件以上も寄せられており、そのほとんどが日本車でかなりの距離を走行したという整備士の主張を裏付けるような声がほとんどだった。テックインサイト編集部では「Accurate Automotive Services」に、動画の反響や日本車の耐久性が優れていると思う具体的な点などについてうかがうべく取材を申し入れている。

ちなみに米自動車検索ウェブサイト『ISeeCars.com』では、昨年5月頃に発表された「25万マイル以上の走行距離を達成できるであろう車種の上位23台」を紹介している。なんとそのうちの14台が日本車で、トヨタが8台、ホンダが4台、アキュラが1台(北米をターゲットとしたホンダの高級車ブランドで日本では展開されていない)、スバルが1台という結果だった。

画像は『AccurateAuto TikTok「What car is going to make it past 250k miles?」』『James Asquith Instagram「Hibiki 21 – the best alcohol in the sky,」』『Al Jazeera English 「Why do Japanese football fans clean up after a match?」』『Olympics X「We’re obsessed with these human pictograms!」』『Martin Fitton Facebook「What a great weekend, met some lovely people, the response was amazing and we raised money for charity.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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