人気番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)などでおなじみの琉球風水志 シウマさん。2024年2月に発売された新刊「琉球風水志シウマの開運“福”部屋マニュアル」では、ありそうでなかった「引越」や「家探し」による開運術を徹底解説している。

「はり」と「かけ」を図で確認する

その中から一部を抜粋して“福”部屋作りのヒントを紹介する。今回のテーマは「はりとかけ」。

■家選びの際に気をつけたい“はり&かけ”とグレード

風水では、きれいな四角形になっている家が理想ですが、そのような家に住んでいる方は少ないと思います。一辺の長さの3分の1以下の長さで出っ張っている部分は「はり(張り)」といい、その方位の持つエネルギーを強める大吉相です。

逆に、一辺の長さの3分の2以内で凹んでいる部分は「かけ(欠け)」といい、その方位のエネルギーを弱めてしまう凶相になります。

これから家選びをするなら、「かけ」が大きい家は避けた方が無難です。なお、鬼門である北東と、その反対側に当たる裏鬼門の南西は「はり」も「かけ」も凶相となるので、選ばないように気をつけましょう。

また、今よりも大きい家(間取り)を選ぶ、というのも運気アップにつながります。逆に、今よりも家のグレードが下がると、“容れ物”が小さくなるため、運気はどうしても下がります。ただし、小さくなるとしても、家賃が上がったり、高級感があったりと、よりグレードが上がる家や部屋になる場合なら問題ありません。

次に住む家や部屋を選ぶ際は、このことを覚えておいて、参考にすると開運につながります。

■方位のエネルギーと司る運気を活用

方位ごとにエネルギーや司る運気が異なるので、目的に合わせてその方位をきれいに整え、長く過ごして。

北:エネルギーが入ってくる方位で、かつ基本に返る、整えるというエネルギーを持ちます。愛情運や交際運、子宝運や健康運、勉強運や財運(とくに知的財産運)に作用します。

北東:鬼門に当たり、制御不能な強いエネルギーを持ち、大きな変化をもたらします。現状を変えたいときにはいいですが、ケガや病気などが心配。健康運、相続運に作用します。

東:アクティブなエネルギーに満ち、新しいことを始めるのにぴったり。飛躍やアンチエイジングも期待できます。発展運や成功運に作用し、鏡を東向きに置くと仕事運に好影響が。

東南:幸運をもたらすエネルギーを持ち、対人運や人気運、信用運や恋愛運、美容運に作用するので、良縁に恵まれやすくなるはず。空気清浄機を置けばますます運気がアップ!

南:華やかでパワフルなエネルギーを持ち、美容運や出世運、名誉運や勝負運に作用します。一方、離別や暴露という意味もあり、トラブルも起きやすいので気をつけましょう。

南西:裏鬼門に当たり、やはりエネルギーが強いため、小さいながらも変化が起こりやすいでしょう。一方で家庭運や子宝運、成長運に作用するので、家族円満に過ごせます。

西:穏やかなエネルギーを持つので、娯楽や趣味などに集中でき、商売運や金運、社交運に作用します。ただ、老化が早まったり、ホルモンバランスが乱れたりするので西枕はやめて。

北西:家全体の運気を司るエネルギーを持ち、出世運や安定運、財運や家庭運などに作用します。この方位はゴージャスにしておかないと、運気がみるみるダウンするので注意を。

琉球風水志 シウマ:1978年生まれ、沖縄県出身。琉球風水師である母の影響で琉球風水を学び始めたのち、姓名判断や九星気学などを基にした独自の「数意学」を考案。これまでに延べ5万人以上を鑑定、多くの企業経営者、著名人からの支持を得ている。主な著書は「シウマさんの琉球風水開運術!」(KADOKAWA)、「琉球風水志シウマの恋占い」(SDP)ほか。多くのメディアやイベントへの出演のほか、YouTube(@ryukyu-shiuma)での動画配信も行っている。

琉球風水志シウマさん