元ブラジル代表FWロナウド氏が、パリ・サンジェルマンPSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペについて言及した。11日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 2002年から2007年までレアル・マドリードプレーしたロナウド氏は、その古巣への移籍が噂されているエンバペについて「詳細について話すには、公式発表を待たなければならないだろう」と慎重に語るも、「誰もがキリアン・エンバペに興奮している」とコメント。同選手の印象について、以下のように語った。

「彼は信じられない選手だ。今この瞬間で、最高の選手の一人になっている。マドリードは彼にとって非常に良い選択肢であり、もしレアル・マドリードに加入すれば、最終的にはバロンドールを獲得するだろう。私は、彼がピッチ内外で行う全ての決定をサポートするチームがあると確信している。ただ、私は彼がPSGで素晴らしい時間を過ごしているとも思うよ」

 またロナウド氏は、今シーズンからレアル・マドリードで活躍するイングランド代表MFジュード・ベリンガムについても「少しジネディーヌ・ジダンを彷彿とさせる」とその印象を語ると「彼がプレーする姿を見るのが好きだ。ほぼ毎試合得点していて、彼は常に攻勢を強めている。サンチャゴ・ベルナベウ(レアル・マドリードの本拠地)で試合を観戦していたとき、ベリンガムに注目していたんだ。彼の質には驚かされたよ。ボックスに駆け込む速さから、いつだってゴールを決めたいという意欲が見て取れるね」と語った。

PSGに所属するエンバペ [写真]=Getty Images