「ものがたり」と「食」を通して“海”を伝えるウェブメディア「海のレシピproject」(一般社団法人地球環境教育機構)は、これまでの活動を紹介しながら新たに生まれた作品の発表の場となるイベント「海と私のものがたり」を3月28日(木)~31日(日)に東京・下北沢にて開催します。本イベント企画として3月30日(土)に、震災後も石川県・輪島を拠点にし、長年漁業や水産加工に携わった末に行きついた塩士の生業を続ける中道肇氏を迎え、「わじまの海塩」が持つ特長について、また製塩の背景や想いを伺うトークセッションを行います。また、10年以上に渡って中道氏の塩に魅了されてきた金沢出身のプロデューサー・岡田真紀(まさき)氏も迎え、珠洲の海の風景を手繰り寄せながら、現在の輪島の状況や震災復興に向けた取り組みについても伺うチャリティー特別企画です。本トークセッションの参加費の一部は、「『出張輪島朝市』金石プロジェクト/輪島朝市を応援する会」へ寄付します。
「海と私のものがたり」は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

【わじまの海塩の特長】

石川県輪島の海水を100%利用し、清潔な室内で、海水の上からランプの熱を当て、体温と同程度の低温で約10日かけて、ゆっくり緩やかに結晶化させています。

・魚や蟹や海藻が豊かに育つ日本海・能登の海の恵みが感じられる塩味とうま味が特徴です。

・発酵のために必要な保存性を高めるナトリウムと、発酵を促すマグネシウムとの含有バランスが優れているため、発酵に適した塩です。

【『出張輪島朝市』金石(かないわ)プロジェクトとは】

石川県輪島市河井町朝市通りで営まれてきた、日本三大朝市のひとつ「輪島朝市」。今年1月の震災による大規模火災によって消失し多くの事業者が避難生活を送るなか、金沢市で「出張輪島朝市」を実施するプロジェクトが2月に設立された。金石港に面する漁協の敷地や近くにある「加賀建設」の駐車所に露店を設け、3月23日(土)に新たなスタートを切る。初回は、海産物や輪島塗の販売など40店ほどの出店を計画している。


【プロフィール】

中道 肇

なかみち はじめ

(なかみち屋 / 株式会社美味と健康)

輪島市にて漁師と海女の家に生まれ、6歳まで舳倉島(へくらじま)で育つ。小学生の頃から底曳網、はえ縄、釣りなどで家計を助け、16歳遠洋漁業の船乗りになる。結婚を機に輪島近海のタグボートの船長に。1993年「なかみち屋」を立ち上げ、干物などの水産加工業に携わるなか、塩の重要性を感じ41歳で塩づくりに着手する。2004年に舳倉島での製塩所を設計・開発し、輪島沖の海水で塩作りを開始。現在は輪島市内での製塩に従事する。

岡田真紀

おかだ まさき

人と人を繋ぐ場づくりプロデューサー。金沢市出身。CHANCE MAKER株式会社代表。ロンドンでアート、デザインを学ぶ。帰国後、故郷金沢にて、カフェサロンsalon Sui」を開業。

2006年より大阪のクリエイティブユニット「graf」に参画しプロデューサーとして飲食を中心に業態開発を手掛ける。2016年、京都にてコーヒースタンド「WANDERERS STAND」をオープン。

大黒谷寿恵

だいこくや ひさえ

料理人。金沢市出身。大学卒業後、料理の世界へ。2006年kurkku cafeのディレクター兼料理長に就任。独立後は講師、ケータリング、出張シェフ、レシピ開発を精力的に行う。2009年より鎌倉で料理教室「寿家」を開業。

野菜や日本の伝統食材を用いた料理を得意とする。共著に『和サラダ/和マリネ』(エイ出版)がある。

石川県・輪島『出張輪島朝市』再開チャリティー特別企画

海を想う時間『製塩士から聞く、輪島の塩の魅力と輪島のいま』

開催日時:2024年3月30日(土)15:00~16:00

(イベント「海と私のものがたり produced by 海のレシピproject」内にて)

開催場所:ADRIFT(東京都世田谷区北沢3-9-23)

参加費:1500円(税込)※石川県金沢市出身の料理家・大黒谷寿恵氏による特別メニュー「中道さんの塩のおむすび」「海藻と酒粕のお味噌汁」付き。

お申込み:https://uminorecipe-umitsuzuri-talk2.peatix.com


<海と私のものがたり produced by 海のレシピproject概要>


<取材について>

製塩士・中道 肇、場づくりプロデューサー・岡田真紀、料理人・大黒谷寿恵など、イベントに関連した出演者の取材をご希望の方はお問合せ下さい。

<団体概要>

海のレシピprojectとは

海にまつわる「ものがたり」と「食」を通して、海の情報をオリジナルコンテンツに編集し、伝えていくウェブマガジン「海のレシピproject」。作品や物語に登場する海の料理や場面から着想し、料理家と一緒にレシピをつくり、また各地の海にまつわる人々の声や知識を海の現状として伝えていくことで、海を想う人が増え、循環していくことを目指しています。

URL:https://uminorecipe.jp/

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運営団体:一般社団法人地球環境教育機構(企画・編集 株式会社スティルウォーター

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

配信元企業:海と日本プロジェクト広報事務局

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