「女性のエンパワーメントとジェンダー平等」を目的としているHAPPY WOMAN実行委員会(実行委員長:小川孔一 事務局:一般社団法人HAPPY WOMAN)は、8年目を迎える『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2024』において、毎年注目を集めているプログラム『国際女性デー表彰式|HAPPY WOMAN AWARD 2024 for SDGs 』を3月8日の国際女性デーにウェスティンホテル東京にて開催しました。持続可能な社会づくりに貢献し、さらなる活躍が期待できる個人部門「HAPPY WOMAN賞」としてIKKO氏、LiLiCo氏、堀田茜氏、本田真凜氏、Momoka Japan氏の5名、女性を応援する商品やサービスなどを展開し、女性の活躍推進に寄与した企業部門「女性応援ブランド賞」として、アツギ、ECC、花王、シースター、ユーグレナの5社を表彰。
女性の地位向上を目指して、国連が1975年に設けた記念日である「国際女性デー」の日本における社会的ムーブメント化に寄与している象徴的なイベントとして認知拡大してきました。


企業部門「女性応援ブランド賞」

女性を応援する商品やサービスなどを展開し、女性の活躍推進に寄与した企業部門「女性応援ブランド賞」としては、アツギ、ECC、花王、シースター、ユーグレナの5社を表彰しました。

小島 梓氏(アツギ株式会社)

ハイジュニ すけにくい」は、成長にしたがって「自分の体を守り尊重するために着用するジュニアブラ」として、本当にすけにくい下着が必要なのは成長期の子どもなのではないかという気づきから開発されました。70年以上前から女性の社会進出を応援する立場でストッキングを企画開発してきたからこそ生まれ「親子で一緒に体の成長について考える良い機会となり、親から子へ下着選びの重要性として、女性と美と快適、健康を追い求めて参ります」と宣言されました。

  • 株式会社ECC 「女性講師の積極的雇用」

塚田 訓子氏(株式会社ECC)

先日、同社のブランドアンバサダーをつとめる大谷翔平氏と共同で、日本全国の小・中・高校生100人に海外留学&ホームステイをプレゼントする共同プロジェクトを発表したばかり。「これまで多くの女性スタッフ、講師の先生の皆様を採用して参りました。特にECCジュニア、ほとんどが女性9千名、中には70代80代の先生も、長く活躍できる場を提供できることも自負しております。子育て、育児、介護など行いながらの方もサポートしていきたい」と話されました。

日和 昭博氏(花王株式会社):右側

荒木 義行氏(花王グループカスタマーマーケティング株式会社)

保育園の保育士おむつ管理の負担を軽減するサブスクリプションサービス。「社会で活躍するのも子育てにも男女関係なく、みんなが笑顔で活躍できる社会を目指して」誰もが活躍できる未来になっていくことを後押したい」と話されました。さらに「使用済み紙おむつは、ほとんど焼却処分され」るためCO2を多く排出するが、短時間で低温で燃やして最終炭素を炭にするという技術を開発し、最終的に出た炭は肥料にするリサイクル活動を開発中だと明かし、「これからも笑顔で活躍できる社会を目指していく」と話されました。

竹之内 はるみ氏(シースター株式会社)

電動鼻水吸引器「メルシーポット」をはじめ、ママと⾚ちゃんのための医療機器を展開するブランド。製品を通じて予防医学の重要性を提示してきました。「電動鼻水吸引器は、母親が子供を通院させる負担を軽減し、子供から母親への感染を防ぎたいという思いを込めて開発されたも。こうした一つ一つの商品に対する私たちの思いが、産後の女性の社会復帰につながっていると認められたこと、それが今回の受賞につながったことを感謝いたします」と話されました。

植村 弘子(株式会社ユーグレナ

ミドリムシの大量培養に成功し、東大発のベンチャー企業として発足した同社が、2023年にローンチしたバイオナチュラル・スキンケアブランド。美しさの本質は「根っこ」にあるとし、肌のケア不足やエイジングサインに対して、肌の免疫力を上げる。「自分のために時間を使うことが難しい女性たちのために、予防という観点から肌ストレスの回避に貢献できないかと開発した商品なので、女性が自分らしく活躍できる社会になっていくために活用してもらいたいです」と話されました。


個人部門「HAPPY WOMAN賞」

持続可能な社会づくりに貢献し、さらなる活躍が期待できる個人部門「HAPPY WOMAN賞」としてIKKO氏、LiLiCo氏、堀田茜氏、本田真凜氏、Momoka Japan氏の5名が表彰された。

  • 個人部門:Momoka Japan氏

YouTubeチャンネル『Momoka Japan』を運営し、海外観光客が初めて和食を食べたリアクション動画で注目を集め、今年最年少の受賞。壇上でトロフィーと花束を受け取ると「YouTuberの受賞は初めてということで、とても光栄です。ありがとうございます」と喜びを語りました。

  • 個人部門:本田真凜氏

1月に引退を発表し、プロフィギュアスケーターに転向されたばかりですが、SNSなどでの活躍も目覚ましくInstagramのフォロワー数は登録者120万人超えており、日本フィギュア界で堂々のトップ。21年の現役生活を終え、新たなスタートを切ったタイミングでの受賞で「この素敵な賞に見合う女性になれるよう、今後も一生懸命頑張っていきたいと思います」と語りました。

2020年からパーソナリティをつとめるラジオ番組「ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE-」で、毎回ゲストを招いてリスナーと共にSDGsについて学び、その内容を発信してきました。「始めた当初はSDGsに関する知識もなく、社会に対して何かしたいけど、何をしていいかわからない状態でした。SDGsに取り組んでいる方々の活動や思いを、自分の等身大の言葉で伝え、親身になれる話として届けてきました。この4年間、ラジオ番組のスタッフと手探りで真摯に向かい合ってやってきたことが認められたような気がしたので、自分に自信を持ってこの賞を受賞したいと思います。小さな一歩かもしれないですけど、これからも私なりに精進していきます」と語りました。

  • 個人部門:LiLiC氏

開口一番「これが欲しかったです!」とハッピーオーラ全開。36年前に環境大国であるスウェーデンから来日。日本が大好きだからこそ、日本社会における女性の立場をもっとよいものにしたいと語りました。「ハッピーと勇気は自分の中にあります、それを探し出してください。あなたがなりたい女性になってください」と日本の女性にエールを送りました。自身がナビゲーターを務めるラジオ番組「ALL GOOD FRIDAY」が表彰式の日時と重なり、LiLiCoさんがこの授賞式に参加できるように会場で初の生放送を実施。スタッフへの感謝を述べました。また、数日前に父親が心臓発作で倒れたことを告白。「おめでとう、私のHAPPY WOMAN」と一通のメッセージが届いたと明かし、涙で声を詰まらせました。

  • 個人部門:IKKO

胸元に大きな黄色いリボンをあしらったブラックドレスで登場。受賞の内定を聞いたときは「どんだけーーーー!」と叫ぶぐらい嬉しかったと語りましたが、女性として表彰されるまでに至る道のりは険しいものだったとも伝えました。「女性の地位向上を願って、ボーダーレスな時代にしていくことを目指してきましたが、思えば自分の人生は垣根だらけだった気がします。垣根があるということで、自分を愛せない自分が、かつてはたくさんいたと思う。願っていたのはただ、違和感のない女性になること。それがこの賞をいただいて、今まで少しでも女性として認められたのかな、1mmでもボーダーを超えられたのかなという気がして、本当に嬉しかった。今年62歳になったのですが、この自分の人生を誇りに思います」と目を潤ませました。

イベントのシンボルカラーである幸せの黄色「HAPPY YELLOW(R)︎|ハッピーイエロー」の衣装が舞台を彩り、最後は「ハッピ~~~!!」コールが会場に響き渡きました。

配信元企業:一般社団法人 HAPPY WOMAN

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