キャサリン皇太子妃が写真加工を認める謝罪文を発表した数時間後、ウィリアム皇太子とともにウィンザー城を出る姿が激写された。夫妻は車両の後部座席に座っていたが、皇太子妃はパパラッチを避けるように顔を背けていた。今回の騒動を受け、英王室伝記作家は「馬鹿げているし、不公平極まりないこと」と怒りを露わにしている。

英国母の日を迎えた現地時間10日、ケンジントン宮殿の公式SNSがキャサリン皇太子妃(42)とジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)が寄り添う親子ショットを公開した

皇太子妃が1月に腹部手術を受けて以来、初めて公式に披露された写真は、英ウィンザーにある自宅アデレード・コテージでウィリアム皇太子(41)が撮影したものだった。

しかし公開と同時に、フォロワーからは写真の数か所が不自然であるという指摘が続出した。その後、大手通信社らが加工を懸念し、写真を取り下げる騒動となった。

そして11日午前、キャサリン皇太子妃が宮殿の公式SNSを通して声明文を発表。写真の編集を認め、混乱を招いたことを謝罪した

同日午後には、キャサリン皇太子妃がウィリアム皇太子とともに黒いランドローバーの後部座席に座り、ウィンザー城を出る姿が激写された。

複数の現地メディアが掲載した写真では、手前の窓際にウィリアム皇太子が、奥のシートにキャサリン皇太子妃が座る姿が写っている。

ウィリアム皇太子ネクタイとスーツ姿で、深刻な表情で片手に持つスマートフォンの画面を眺めている。

キャサリン皇太子妃は、車窓の外にあるレンガブロック塀の方を向き、パパラッチのカメラから顔を背けているようだ。その横顔はいつものような笑顔ではなく、無表情に見える。

皇太子妃は現在、自宅で家族に囲まれながら療養生活を送っている。そんな彼女が母の日に親子の写真を公開したものの、このような騒動になったことに大変心を痛めているだろうと関係者が明かした。

ある王室関係者は『The Times』の取材に応じ、皇太子妃は編集した写真を公開したことに対して「深く心を痛めています」と明かした。そして、皇太子妃は写真の仕上がりを良くするため、「できる限りベストなものにしようとしたのです」と加えた。

英メディア『The Mirror』によると、ある友人は「何の罪もないはずの家族写真によって引き起こされた騒動に、彼女(皇太子妃)は悲しんでいるに違いありません」と語っている。

また、英王室伝記作家のイングリッド・スワード氏は、今回の写真加工騒動について怒りを露わにした。

「彼女が大手術から回復しようとしている時に、このようなことは馬鹿げているし、不公平極まりないことです。王室入りして以来、ずっとカメラの前でポーズをとり続けてきました。いい加減、休ませてあげるべきです。」

画像は『The Royal Family Instagram「On #RemembranceSunday, members of The Royal Family attended the National Service of Remembrance,」』『The Prince and Princess of Wales Instagram「Thank you for your kind wishes and continued support over the last two months.」』『The Prince and Princess of Wales X「Like many amateur photographers,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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