フランクフルトニュルンベルクの逸材確保に成功したようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。

昨夏、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニをパリ・サンジェルマン(PSG)に引き抜かれたフランクフルトは、その後釜の確保に着手。今冬の移籍市場ではウォルバーハンプトンからオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチ、PSGからU-21フランス代表FWウーゴ・エキティケの2選手をレンタルで獲得していた。

ただ、長期離脱を強いられたカライジッチに加え、エキティケはパフォーマンスの問題と高コストの影響で完全移籍への移行の可能性は低いと見られていた。

そういった中、クラブはドルトムントバイエルンブライトンガラタサライセビージャといった国内外の複数クラブが関心を示していたニュルンベルクU-21トルコ代表FWジャン・ウズン(18)の確保に成功したようだ。

報道によると、フランクフルトニュルンベルクと1800万ユーロ(約29億円)と言われる移籍金で合意に至り、ウズンは今夏の移籍に向けてすでにメディカルチェックを完了させたという。

ヤーン・レーゲンスブルク、インゴルシュタットの下部組織を経て2019年にニュルンベルクに加入したウズンは、多才な186cmのアタッカー。センターフォワードセカンドトップに加え、攻撃的MFでもプレー可能な万能型アタッカーで、元ブラジル代表FWロベルトフィルミノに近いプレースタイルだ。

今シーズンはここまで公式戦24試合16ゴール3アシストの数字を残している。