コーラ・ペットボトル

好物を口にしている時は誰もが幸せな気分になるが、たとえ健康食品でも食べ過ぎは禁物だろう。今、ある男性の食習慣が注目を集めていることを、イギリスの『Mirror』や『Oddity Central』が報じた。

 

■孫も証言

ブラジル・バイーア州に暮らす70歳のロベルト・ベドレイラさんは、なんと過去50年間にわたり、水分補給はコカ・コーラのみ。とんだ偏食ぶりが話題になっている。

孫のジョアン・ヴィクトル・パイシャンさん（27）も、「皆さん冗談だと思うでしょうが、僕が物心ついた時から、おじいちゃんはコカ・コーラ以外飲んでいるのを見たことがありません」と証言している。

 

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■入院中もコカ・コーラ

ロベルトさんはこれまでに、新型コロナウイルスや心臓病、糖尿病の治療のために、入院を複数回繰り返している。その際も、カルテには「水は飲みません。与えないでください。飲み物はコカ・コーラ ゼロだけです」と書き込んだほどだ。

やはり医師からは「コカ・コーラを止め、水を飲むように」と勧められ、口論になったことが何度かあるという。

 

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■心臓発作を起こしたことも

日々摂取する薬もコカ・コーラで飲み込むそうで、ロベルトさんは「水は一滴も飲みたくないんです」と明かす。

そのせいか健康状態は良くなく、心臓病と糖尿病を患い、太ももからふくらはぎの体表付近にある伏在静脈は、左右4本のうち3本で慢性静脈不全を起こしている。

さらに一度発作を起こしている彼の心臓には、血管を広げたまま保持するためのステント（金属の網）が6本も入っているという。

 

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■「コーラが悪いなら今頃死んでいる」

「もう70歳だから何も怖くないよ」と話すも、ロベルトさんの健康意識は高く、定期的な検査も欠かさない。複数処方されている薬も、決められた量を毎日しっかりと摂取している。

メディアの取材に対しては、「水が好きではないんだ。もしコーラが体に悪いなら、この年齢まで生きていられるわけがない。とっくに死んでいると思うよ」と語り、世間の批判をかわした。

今のロベルトさんには「世界一のコカ・コーラ好きに認定だね」「本人が幸せならそれでいいのかも」「すごい元気そう」など、驚きの声も寄せられるようになっているそうだ。

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