ほぼ全国的に雨を降らせた発達した低気圧は千島近海にさり、日本列島は西日本から移動性高気圧に覆われてきたため、東日本の太平洋側や西日本を中心に晴れの所が多くなっています。最高気温は、全国的に平年並みか平年より低くなるという予報です。
ただ、平年並の気温といっても、1月下旬の一番寒い時に比べればかなり高くなっています。春は最高気温の上昇は、最低気温の上昇より大きく、朝晩の冷えが残っても日中の気温が高くなり、1日の寒暖差が大きくなるという特徴があります。
今週末は、高くなってきた平年値よりさらに高くなり、関東から西では、最高気温が20℃前後まで上昇する見込みです。

気象予報士・饒村 曜)

13日午後9時の予想天気図。