伊豆半島合同会社は3月16日、「熱海ミニ横丁」(静岡県熱海市)を完全リニューアルオープンする。

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●地元・伊豆や全国の食材は100種類、飲み物は300種類以上



 「熱海ミニ横丁」は、2022年4月に様々な屋台が集まる横丁スタイルの屋台村としてオープン。人気を獲得した屋台のみが生き残り、人気のない屋台は撤退しなければならない「サバイバル形式の屋台村」というコンセプトが話題となり、静岡県熱海市の新名所となっている。

 今回のリニューアルはすべて手づくりによって大幅な改装が行われ、アルコール類を装飾として全面的に打ち出すとともに、地元・伊豆や全国各地から集めたこだわり食材を使用したメニューを100種類まで拡充した。

 また、ディスプレイする酒棚を大規模に増設し、倉庫に眠っていた秘蔵の古酒をはじめ、新たに100種類の酒を調達して、計300種類以上という豊富なバリエーションの飲み物メニューを用意している。

 食事メニューは、地元で獲れるアジやイワシの干物をはじめ、鮭のハラスノドグロホッケサンマといった全国各地から取り寄せた最上級の干物をゆっくりじっくり焼き上げ、地元伊豆の塩で仕上げた一品を提供する。


●九州から直送の「究極のハツ」など串物も充実



 また、九州の契約養鶏場から直送した「究極のハツ」のほか、鶏皮、砂肝、ねぎまといった定番の焼き鳥、鴨肉のつくねや希少な部位ボンジリ、豚ハラミの串焼きや巨大な1本牛カルビなど、串物も充実している。

 ほかにも、地元漁師の魚屋から届けられた朝採地魚を使った「地魚刺身盛合せ」、刺身用の極上サーモンを贅沢にもスモークした「燻製サーモン」、生で食べられる新鮮な牡蠣を燻製してオイル漬けにした「燻製牡蠣」をはじめ、こだわりのおつまみ、珍味を用意する。

 また、希少な地元ジビエの代表格である「伊豆鹿」の肉を使った「鹿サラミ」や、鮮度と素材にこだわって仕込んだ自家製と他社製のものを食べ比べられる2種類の「イカの塩辛」など、ユニークなメニューも用意している。

 300種類以上の豊富な酒類メニューは、地元のクラフト地ビール「熱海ビール」や静岡県内でしか飲めない「静岡麦酒」をはじめ、「熱海梅酒」「静岡県産三ヶ日みかんサワー」「静岡スルガエレガント」「熱海レモンサワー」「静岡緑茶ハイ」といった、ここでしか味わえないご当地のお酒を豊富に取り揃える。また、地元・静岡の地酒としては、「正雪」「磯自慢」「白隠正宗」など人気商品だけでなく、「おんな泣かせ」「伊豆のにごり酒」など限定酒も用意する。

 さらに、「田酒」「飛露喜」「獺祭」「伯楽星」「鍋島」といった全国の人気地酒をはじめ、焼酎では「魔王」「森伊蔵」といった希少なメニューも取り揃えるとともに、お酒の棚にはメニューには載っていない「掘り出し物」も潜んでいる。ほかにも、麦酒、サワーウィスキー・ブランデー、シャンパン・ワイン、日本酒、焼酎、ソフトドリンクなど、どのようなお酒の好みにも応えられる豊富なバリエーションを取り揃える。

 あわせて、解毒作用がある和漢として有名なドクダミを練り込んだ、熱海の新しいお土産であり、現在は原材料費高騰の影響で一時的に製造・販売を中止している「熱海温泉 毒饅頭」を復活させ、2024年度内に「熱海ミニ横丁」にて販売を再開する予定だという。

 「熱海ミニ横丁」の営業時間は11時30分~21時で、不定休。
熱海の新名所「熱海ミニ横丁」、食事・お酒ともにメニューを大幅に充実させ完全リニューアル