安い時に買い溜めしておいた納豆を、食べ切れずに無駄にしてしまった経験はありませんか。賞味期限が切れてしまいそうな場面で実践したいのが、冷凍保存です。

納豆を冷凍保存する場合の具体的な手順や注意点について、食品保存容器でおなじみの『iwaki』(以下、イワキ)公式サイトより紹介します。

納豆の冷凍保存方法とは

日本人の食卓に欠かせない納豆。ごはんとの相性がよく、さまざまな料理にアレンジしても楽しめます。安価で使い勝手もよい食材だからこそ、ぜひ冷凍保存にも挑戦してみてください。納豆に含まれる納豆菌は低温状態でも死滅しないため、冷凍しても問題はありません。

イワキ公式サイトでは、納豆を冷凍する際の方法として、以下の3つを推奨しています。

パックごと冷凍する方法

1.未開封の納豆のパックをラップで包む

2.空気に触れないように保存容器に入れ、冷凍庫で保存する

イワキ ーより引用

中身を取り出して冷凍する方法

1.納豆をパックから取り出し、空気に触れないようラップで包む

2.保存容器に入れて、冷凍庫で保存する

イワキ ーより引用

さらに、用途に合わせて冷凍する方法もあります。

離乳食用に冷凍する方法

1.納豆をパックから取り出してざるに入れる

2.納豆にお湯をかける

3.月齢に合わせて、食べやすいように納豆をつぶす

4.小分けにして1食分ずつラップで包む

5.保存容器に入れ、冷凍庫で保存する

イワキ ーより引用

もっとも長期保存に向いているのは、パックごと冷凍する方法です。空気に触れる部分を最小限にできるため、1か月程度保存できるでしょう。

中身を取り出して冷凍する場合は、調味を済ませて保存できる点がメリットだといえます。解凍すればそのまま食べられる一方、保存期間の目安は2週間ほど。できるだけ早く食べ切るようにしてください。

自然解凍して食べよう

冷凍した納豆は、自然解凍して消費します。1日から半日ほど前に冷蔵庫内へと移しておけば、ほどよい状態に戻るでしょう。ただし、解凍後の納豆は長期保存に向きません。できるだけ素早く食べ切るようにしてください。

イワキ公式サイトによると、電子レンジでの加熱も可能ではあるものの、独特のにおいが気になったり食感が悪くなってしまったりする恐れがあるとのこと。冷凍納豆をおいしく食べるためには、前日からの段取りを意識しましょう。

なお、もしいつもとニオイや色が違う、糸を引かない、水っぽくなっている、カビが生えているなどの異変が見られたら、食べるのは避けましょう。

また、料理によっては、あえて冷凍状態のまま使うのもおすすめです。

味噌汁オムレツ、チャーハンといった加熱調理に使う場合は、解凍しないでそのまま使いましょう。凍った状態なら粘り気が少なく糸を引かないため、調理が簡単です。

イワキ ーより引用

こちらもぜひ参考にしてみてください。

冷蔵保存する場合、納豆の保存期間は約1週間~10日ほど。この間に食べ切れない場合は、ぜひ冷凍保存してみてください。調理の幅も広がるでしょう。「今日のごはんは1品足りない…」という場面でも、冷凍納豆があれば助かりそうですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
イワキ
※写真はイメージ