JR東日本は、2024年度は12駅26番線にホームドアの整備を進める計画です。

南武線は7駅に導入

JR東日本は2024年3月12日、駅のホームドアについて、2024年度は新たに12駅26番線に導入すると発表しました。

同社は駅での事故防止を目的に、2031年度末頃までに東京圏の在来線主要330駅758番線にホームドアを導入する計画を進めています。

2023年度末までに、山手線や京浜東北・根岸線を中心に延べ117駅233番線で整備が完了する予定です。

現在は世界的な半導体不足などにより、ホームドア整備に必要な部材の調達が一部遅れているといいます。このような状況の下、2024年度は部材が確保できている次の駅・番線で整備を進める計画です。

●京浜東北線
・鶯谷1・4番線

●常磐線各駅停車
・松戸4・5・6番線
・我孫子6・7・8番線

●中央・総武線各駅停車
・新小岩1・2番線
・本八幡1・2番線

●南武線
・武蔵溝ノ口1・2番線
・西府1・2番線
・宿河原1・2番線
・川崎5・6番線
・津田山1・2番線
・久地1・2番線
・稲田堤1・2番線

松戸駅と武蔵溝ノ口駅は従来型のホームドア、それ以外の駅は低コスト・軽量化・メンテナンス省力化などの特長がある「スマートホームドア」が導入されます。

JR南武線のE233系電車（大藤碩哉撮影）。