事実、高校生の段階から生理痛をガマンしている生徒が少なくない。

そんな切実な事情を、なるべく早い段階で性別に関係なく生理痛について学び・考えるのが、「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」。

ことし3月に発足したこの「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」は、生理痛のメカニズムに着目した鎮痛薬ロキソニンSプレミアムファイン」(第一三共ヘルスケア)の発売にあわせて始動した「みんなの生理痛プロジェクト」のなかのアクション。

3月6日には、「ロキソニン」土合桃子ブランドマネジャー、プロジェクトメンバーの夏川メガン、平松想乃、向井怜衣、日本若者協議会メンバー SHIBUYA109lab.EYEZ らが参加し、産婦人科医・高尾美穂先生の授業で生理痛について学んだ後、ティーン世代の生理痛に関する悩みや困りごとに対しどういうアプローチができるかをみんなで考えた。

高尾美穂先生「一人でガマンせずに発信すること」

「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」(3/6@渋谷)では、産婦人科医・高尾美穂先生は、プロジェクトメンバーに向けて生理痛のメカニズムや対処法について講義を行い、その後「生理痛に悩んでいる当事者がガマンしないために、何ができるでしょう?」と問いかけ、メンバー同士でディスカッション。

授業には、16〜22歳の男女で構成されたプロジェクトメンバー計21名が参加し、当事者ができることとして「生理痛のつらさを誰かと比べない」「自分に合った生理痛への対処法を見つける」、非当事者や社会ができることとして「生理痛への理解を深めて、当事者に寄り添う」「制度を整備して、生理痛を理由に休みやすい環境を作る」などの声が寄せられた。

こうした声を受け、高尾先生はプロジェクトメンバーへ、こう伝えた。

「生理痛について悩んでいる方は、自分に合った対処法を探していただきたいと思います。

そして、自分が生理痛で困っているということを家族や友人、パートナーなど周りの人に知ってもらうことも、とても大切。

一人でガマンせずに発信することは、過ごしやすい仕組みづくりにもつながると思います。

今日のように、生理や生理痛について色々な方とぜひ話し合ってみてください」

「もっとこの輪を広げていきたい」

トークセッション「授業を受けて感じたこと・学校や社会における生理痛に関する課題について」

また、SHIBUYA109lab.長田麻衣 所長、 『今日、好きになりました。』メンバーで平松想乃プロジェクトリーダー、日本若者協議会・秀島知永子メンバー、第一三共ヘルスケア・土合桃子BMの4名がトークセッション

授業を受けて感じたことや考えたことについて、さまざまな立場から話し合った。

「当事者として知っていることも知らないこともありました。まずは正しい情報を知ることが思いやりにつながると思うので、今日のような授業は大切だと思います」(平松PL)

「“ガマンしなくていい”という言葉が印象に残りました。当事者の中でも、生理痛がつらくても頑張らないといけない風潮があるので、まずはその意識を変えていくことを課題に感じています」(秀島MB)

そして、生理痛が学校生活に悪影響を与えていると感じながらもその症状を我慢している高校生が多い実態について話し合う中で、学校の「生理休暇」の話題に。

日本若者協議会のメンバーとして生理休暇の実現を目指すプロジェクトに参加し、文部科学省に提言した経験をもつ秀島MBが、その活動を通じて社会が少しずつ変わってきている現状を紹介。「もっとこの輪を広げていきたい」とも。

「10代ならではの意見を発信してきたい」

さらに、若者を対象にしたアンケートやグループインタビューで、ティーン世代の生の声を多く聞いている長田所長は、「学校生活の中で声をあげて、積極的に環境を変えていく子たちが多い」「色々な価値観があって当たり前で、そこに適応するルールを実現しようというパワーがある」と伝え、こう続けた。

SHIBUYA109 として若い子たちといっしょに活動することで、少しでも生きやすい人が増える環境づくりをめざす。同じ目線でひとつのことをみんなで考える、対話の場をつくりたい」

こうしたビジョンに4人はそれぞれ、今後についてこう期待を込めた。

「10代ならではの意見を発信してきたい」(平松PL)

「生理についてオープンにして対話の場をもつことで、社会は少しずつ変わっていくと思います。女性や色々な人が生きやすい社会をめざして、これからも社会に働きかけていきます」(秀島MB)

「若い子たちの感じている声や困りごとに寄り添いながら、SHIBUYA109としても適切なアクションを起こしていきたい」(長田所長)

「一人でも多くのティーン世代がなるべく早いタイミングで正しい情報に触れる機会を持てるよう、本プロジェクトをさらに推進したい」(土合BM)

ABEMAオリジナル番組『今日、好きになりました。』でも発信

そしてこんな新しい動きも。

「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」と ABEMAオリジナル番組『今日、好きになりました。』がタッグを組み、7か月間にわたってティーン世代に向けて生理痛の対処啓発や理解を深める活動を展開するという。

保健体育の授業以外で生理について勉強したのが初めて。生理がくる度に不思議に思っていたことがわかってよかった」(夏川)

「撮影の時に生理になるとテンションが下がってしまう。母に勧められて、学校や仕事でも常に薬を持ち歩くようにしている」(平松)

そしてプロジェクトの意気込みとして「思いやりの輪を広げる」(夏川)、「生理痛をガマンさせない」(平松)、「生理痛に優しい社会にする」(向井)とそれぞれフリップで発表し閉幕した。

つらい生理痛のメカニズムに着目した独自処方の鎮痛薬

ロキソニンSプレミアムファイン」(第一三共)は、つらい生理痛のメカニズムに着目した独自処方の鎮痛薬で、生理にともなうしめつけられるような下腹部の痛みや、血行不良・冷えに伴う腰痛、生理周期にともなう頭痛に速くよく効くという。

痛みをすばやく抑える鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」と、つらい 生理痛のメカニズムを考えた成分(シャクヤク乾燥エキス・ヘスペリジン)を配合し、痛みの原因と悪化要因を考えた独自の処方設計で生理にともなう痛みによく効いてくれる。

また、胃を守る成分を配合し、胃への負担を軽減。眠くなる成分やカフェインを含まないから、仕事中やお休み前などタイミングを気にせず服用できるというから、詳しくは公式サイトをチェックしてみて↓↓↓
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_loxonin-s/special/project/