なでしこジャパンのMF谷川萌々子が、新天地でのデビュー戦で即ゴールという結果を残した。

1月11日バイエルンへの加入が発表され、同時にスウェーデンローゼンゴードへの期限付き移籍が発表された谷川。2月末には、なでしこジャパンの一員としてもパリ・オリンピック出場権獲得に貢献した。

10日に行われた女子スウェーデンカップ、グループ2のグループステージ第1戦のリンシェーピングFC戦では、JFAアカデミー福島の先輩・門脇真依とともに先発出場。[3-4-2-1]のダブルボランチの一角で起用され、ローゼンゴードでの公式戦デビューを果たした。

打ち合いの中で2-4と突き放されたローゼンゴードだが、81分、谷川がセットプレーからゴールを奪う。

ローゼンゴードは左からのCKを獲得すると、ゾーンで守るリンシェーピングに対し、谷川はワンテンポずらしてファーからニアへ侵入。オリヴィアヒョウグのキックを頭で合わせ、ネットを揺らした。

谷川の加入後初ゴールで差を詰めたローゼンゴードは、後半のアディショナルタイム5分にエマ・ヤンソンが劇的な同点ゴールを奪取。土壇場で追い付き、勝ち点「1」を分け合った。

また、1トップで先発し、73分までプレーした門脇も、1点を追う17分にエミリア・ラーションの飛び込み、相手のオウンゴールを誘発。ゴールに絡んでいる。