チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パルマーが、チームには大きな可能性があることを強調した。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
パルマーは11日に行われたプレミアリーグ第28節のニューカッスル戦に先発出場すると、6分にニコラス・ジャクソンの先制点に繋がるシュートを放ったほか、1－1で迎えた57分には左足での強烈シュートで勝ち越しゴールを奪うなど、86分までプレーして3－2での勝利に大きく貢献した。
なお、データサイト『OPTA』によると、パルマーが1試合中に1ゴール1アシストを記録したのはこれが5試合目となり、今季プレミアリーグでは唯一の選手であることが伝えられている。
昨夏に8歳から過ごしたマンチェスター・シティを離れ、チェルシーに加入した現在21歳のパルマーはここまで公式戦33試合出場で13ゴール11アシストを記録。チームは暫定11位と苦しんでいるなか、加入1年目ながら、攻撃陣の要としてチームを牽引している。
リーグ戦3試合ぶりの勝利を収めた試合後、パルマーは「チェルシーには才能豊かな選手がたくさんいる。ファンは気づいていないし、あなたたちも気づいてはいない。でも、監督が練習場でやってくれている鍛え方で、状況はさらによくなるばかりだと思うよ」と若手選手が多い現在のチームには大きな成長の可能性があることを強調した。
「たとえそれが来シーズンじゃなかったら、その次のシーズンだ。これはプロジェクトなんだ。誰もが若く、いいプレーをしようとしている。遅かれ早かれ、わかると思うよ」
「リヴァプールとのカップ戦決勝、ウルヴァーハンプトン戦、そのほか多くの試合で僕たちは難しい結果を経験してきた。勝ち点を獲得することは極めて重要なんだ。少しの情熱を示してプレーする勇気を見せることができた。それは若いチームとして必要なことだからね。僕たちはこれからもミスをするだろうし、誰もがミスをするだろう。ただ次のステップに進んでいくというだけだよ」
【ハイライト動画】チェルシーvsニューカッスル
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