芸人で漫画家であり、大河ドラマ「光る君へ」への出演でも話題の矢部太郎さんによる、3年ぶりの新作コミックエッセイ『プレゼントでできている』を、3月27日新潮社より刊行いたします。


芸人で漫画家の矢部太郎さん。大ヒットした『大家さんと僕』シリーズはじめ、『ぼくのお父さん』『楽屋のトナくん』『マンガ ぼけ日和』など話題作を次々に発表しています。

そんな矢部さんは、現在、大河ドラマ「光る君へ」に、主人公・まひろ吉高由里子)の従者役として出演中。「出演者のなかで一番平安のひとっぽい!」「矢部太郎って気が付かなかった…なじんでるなぁ」など、SNSでも話題を呼んでいるわけですが、この度、3月27日に矢部さんが新作を刊行いたします。

新作は、漫画家・矢部太郎の真骨頂でもあるコミックエッセイで、タイトルは『プレゼントでできている』。

本書へ養老孟司さんと岸田奈美さんから、推薦のコメントが届きました!

マンガの雰囲気がいい。これを受けいれられるような気分が、メンタルにもよいのです。

養老孟司(解剖学者)

優しさを受けとるのも、優しさ。

優しさに気づけるのも、優しさ。

岸田奈美(作家)


大家さんやお父さん、先輩芸人や共演者の方々、それに、大切なあの人――。有形無形を問わない様々な「もらう・あげる」の体験を時にほのぼのと、時に深く描きます。

「もう会えない誰かや、目に見えない何かとも、“プレゼント”でつながれる」というストーリーは、コロナ禍で断捨離ミニマリストが再ブームとなったり、資本主義・物質主義への疑問がふつふつと生じている今だからこそ、多くの読者に届けたいものです。

■矢部太郎さんからのコメント

プレゼントを開ける時にドキドキするのは、プレゼントがとても嬉しいことでもあるし、とても怖いことでもあるからのような気がします。

たくさんの皆さんからプレゼントをもらって僕にできたのは、こうして新しいマンガを描くことでした。開けてみてもらえたら嬉しいです。


■試し読み

「プレゼントでできている」の1~3話がこちらからお読み頂けます。

1話 https://www.bookbang.jp/yomyom/content/comic/present/8717

2話 https://www.bookbang.jp/yomyom/content/comic/present/8751

3話 https://www.bookbang.jp/yomyom/content/comic/present/8754

■書籍内容紹介

〈なにかをもらうことは、きっと、なにかをあげること――。

深くてほっこり、3年ぶり待望のエッセイ漫画! 〉

僕はよく、ものをもらう。モンゴルの絨毯、鹿の角、大家さんの柚、あの人の言葉……。もらったものは買ったものより捨てにくいし、何かをもらうと何かをお返ししたくなる。なぜだろう? もう会えない誰かや目に見えない何かとも、“プレゼント”でつながれる。『ぼくのお父さん』『マンガ ぼけ日和』の矢部太郎が贈る、新作コミック。

■著者紹介

矢部太郎(やべ・たろう)

1977年生まれ。お笑い芸人・漫画家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。 初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

他の著書に『大家さんと僕 これから』『「大家さんと僕」と僕』(共著)『ぼくのお父さん』『楽屋のトナくん』『マンガ ぼけ日和』がある。

■書籍データ

【タイトル】プレゼントでできている

【著者名】矢部太郎

【発売日】2024年3月27日

【造本】A5判ソフトカバー

【定価】1210円(税込)

【ISBN】978-4-10-351215-8

【URL】https://www.bookbang.jp/yomyom/con_cat/present

配信元企業:株式会社新潮社

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