ジェームズ・ガンが手掛ける“新生DCユニバース(DCU)”の映画作品第1弾となる「スーパーマン」の新作の最新情報が到着。ガン監督のInstagramの投稿によれば、タイトルが当初の『Superman: Legacy』からシンプルな『Superman』に変更となり、2月29日に本格的な撮影がスタートしたようだ。

【写真を見る】『マッドマックス』で白塗りスキンヘッドに挑んだニコラス・ホルト、今作ではスキンヘッドの人気悪役に!

今作でのスーパーマンのコスチューム画像を投稿したガン監督は、あわせて「スーパーマンの主要撮影開始を発表できてうれしい。今日2月29日は偶然にもスーパーマンの誕生日である」と投稿。そして「脚本の初稿を書き終えた時に私は『Superman: Legacy』と名付けました。しかし最終稿が完成した時、この作品のタイトルは『Superman』であることが明らかでした」とタイトル変更の経緯を説明した。

また、その数日前には、主要キャストとの集合写真も投稿。そこにはスーパーマン/クラークケント役を演じるデヴィッドコレンスウェットやロイス・レイン役のレイチェル・ブロズナハンをはじめ、スカイラー・ギソンドやネイサン・フィヨン、イザベラ・メルセード、サラ・サンパイオ、エディ・ガデギ、アンソニー・キャリガン、そしてレックス・ルーサー役のニコラス・ホルトの姿が確認できる。

今回、役に合わせてスキンヘッド姿となっているホルト。撮影開始前に「ヤングスーパーマン」で同じルーサー役を演じた経験のあるマイケルローゼンバームポッドキャスト番組に出演した際には、まだ髪がある状態で「僕が初めて見たルーサーはあなた演じたルーサーでした。その後、ほかの方のルーサー役も見てきましたが、あなたが最高でした」と興奮気味にコメント。

さらに今作のオーディション時を振り返り、「ガン監督には物事を楽しく生き生きとさせる能力がある。彼の出す指示に応えることはとても楽しいものです。彼のやりたいことをなんでもできるよう、できる限りの準備をしました」と肉体改造のためにトレーニングに励んだことを告白すると、「これから髪を剃ります」と役に入り込む意欲を表明。過去に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)のニュークス役で白塗りスキンヘッドに挑み、見事な怪演を見せつけたホルト。今作ではどんな演技を見せてくれるのか楽しみだ。

過去の報道によれば、「クリプトン人として受け継いできたスーパーマンとしての立場と、カンザス州でクラークケントとして育てられた人間性とが一致するまでの旅路を描く物語」になるといわれている『Superman』。北米での公開予定は2025年7月11日(金)。今後届けられる続報に注目していきたい!

文/久保田 和馬

2月末についに撮影がスタートしたジェームズ・ガン監督の『Superman』/[c]Everett Collection/AFLO