前田はシーズン開幕に向けて順調に調整を続けている(C)Getty Images
現地時間3月12日（日本時間13日）、タイガースの前田健太がツインズ戦とのオープン戦に先発登板。オープン戦3度目の登板となったが、昨季まで所属していた古巣を相手に4回1安打無失点、7奪三振の好投を披露した。
開幕に向けて圧巻の投球を披露した。前田は初回に先頭打者に安打を浴び出塁を許すも、2番打者を三振ゲッツーに仕留め、後続の打者を抑えた。2回以降は安打を許さない投球を披露。3回には3者連続三振を奪うなど、古巣を相手にさすがの投球を見せた。
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これでオープン戦は3試合で1勝1敗、防御率2.00、10奪三振。開幕に向けて順調な調整ぶりを見せている。
新天地では先発陣を引っ張る存在として期待されているベテランの前田だが、この試合で披露した投球に米メディアからは称賛の声が上がっている。
地元メディア『Detroit Free Press』は、好投を披露した前田を「マエダはエリートな投球を見せた」と称賛。また、ツインズの打者から空振りを量産したスプリットを高く評価していた。
さらに、米スポーツメディア『CBS Sports』は「元チームメイトと対戦したマエダは、この春で最高の投球を見せ、オープン戦の防御率を2.00まで下げた」と記載し、「もし彼が健康でいられれば、マエダはシーズンで堅実な数字を残し、タイガースのローテーションに必要なベテランとしての役割を担ってくれるだろう」と期待した。
先発投手陣の柱として期待される前田健太。シーズンでも安定感のある投球を見せてくれそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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