OptoComb AICシリーズ

概要

従来のソリューションでは困難であった、複雑な多面形状の3次元外観検査を短いタクトタイムで実現します。

画像カメラ、光コム3次元センサー、AI、ルールベースのそれぞれの技術の良いところを活かし、苦手なところは補うことで効率よく短時間で確実な外観検査を行います。

3次元定量化することで検査自動化による省人化だけではなく、歩留まりの改善や前後工程へのフィードバックを行い無駄のない加工への取り組みなどを可能にします。

自動車エンジンやボディパネルのような中・大型部品は3次元検査のニーズが多くあったものの、従来の3次元センサーのみでの検査では検査時間が長すぎてタクトタイムが間に合わないという課題があり製造現場での全数検査への対応は困難であり限定的でした。

そこで今回は、画像カメラの撮像スピード、光コム3次元センサーによる3次元データ化、AIの不良検出能力、ルールベースによる定量化能力を組合せることで3STEPで短時間に3次元自動外観検査が可能になりました。

また近年増えてきているモジュール製品群への対応として、機電一体型電動部品の基板組付け後のハンダ検査、コネクタ一体成型品のコネクタピン曲がり、ピン高さ検査など中、小型部品への適応も期待できます。

OptoComb AICシリーズは弊社標準機(OptoComb SA)に画像カメラを登載したOptoComb Sとロボットアームに取り付けたAIC Rの2種類をラインナップする他、検査ヘッドシステムとしてのご提供も可能です。


OptoComb AICシリーズ

OptoComb AICシリーズによりOptoCombは新しい外観検査ソリューションを市場にもたらします。従来3次元センサーだけでは4-5分かかっていた検査が、OptoComb AICによって4.5秒まで短縮し画期的なブレイクスルーを達成しました。

3次元自動外観検査の最高峰のソリューションとして、またOptoCombのその他のソリューションと組み合わせることで、OptoCombはこれからも複雑形状ワークの多様な自動検査の課題解決を目指してまいります。


OptoComb AIC事例

従来の課題

従来のソリューションでは下記のような課題がありました。

・画像カメラ、ルールベース:不良種類が判定困難、判定精度が高くない

・画像カメラ、AI:定量検査ができない、凹凸評価ができない

3次元センサー、ルールベース:不良種類が判定困難、検査時間が長い、3次元であるものの外観不良の判定精度が高くない

3次元センサー、AI:定量検査ができない、検査時間が長い


外観検査の従来ソリューションの課題

解決したこと

AIの学習コストの削減

ルールベースの誤検出、過検出、低いロバスト性の抑制

光コム3次元センサーの検査時間の削減

対象とするワーク

多面複雑形状、平面複雑形状、平面板状形状

OptoCombの各種ソリューション


OptoCombの各種ソリューション

本件に関するお問合せ先

株式会社OptoComb(旧:株式会社XTIA) 営業本部

https://xtia.co.jp/contact

配信元企業:株式会社OptoComb

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