独立行政法人国際協力機構(JICA)と国連開発計画(UNDP)、京都大学イノベーティブ・アフリカ・プログラム(IAfP)は、3月15日(金)、アフリカの開発課題について有識者や現場担当者がパネル形式で登壇する対話型イベント「AFRI CONVERSE」を共同開催します。

アフリカ地域では、2063年までの政治、経済、社会に関する長期的なビジョンとしてアジェンダ2063 (Agenda 2063)が掲げられています。今回のイベントでは、「アフリカ2063:中小零細企業の可能性と草の根の創意工夫」をテーマに、アフリカ地域に根差した産業・技術の育成に向けて、地元の経済を支える中小零細企業や起業家の活用と、アフリカと日本の間の共創と協働の可能 性について議論します。

共催通算17回目、初の京都開催となる今回は、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究専攻の高橋基樹教授と、NYからUNDPアフリカチーフエコノミストレイモンド・ギルピン氏が会場にて参加します。また、現地アフリカからは、エチオピアのローカルな素材で生理用品を生産し女生徒の通学を支援する企業家と、パンデミック下のヘルスケアサプライ不足を背景に誕生した、アフリカの持つポテンシャルを活用したJICAのヘルスケア産業育成プログラム“Home Grown Solutions”に携わるコンサルタントがオンラインで登壇します。

登壇者への事後個別取材も可能ですので、ご希望ある場合は取材申込メールにてお知らせください(希望多数の場合は対面取材を優先させて頂きます)。

<登壇者>

<モデレーター>

  • 上野修平 JICAアフリカ部次長(計画・TICAD担当)


【AFRI CONVERSEについて】

JICAとUNDPは、日本政府主催のTICAD(アフリカ開発会議)とアフリカ開発をテーマとする対話型のイベント「AFRI CONVERSE(アフリコンバース)」を2020年から主催しています。「AFRI CONVERSE」は過去のTICADで取り上げられた開発課題のフォローアップと、今後のTICAD開催に向けた議論醸成を目的にこれまでに計16回実施し、日本とアフリカからのべ約3,500人が参加しました。過去には「アフリカにおけるイノベーションとスタートアップの展望」や「サヘル地域の平和と安定について」「アフリカのデジタル促進」などについて取り上げました。17回目となる今回は、次回TICAD9の横浜開催を見据え、多くの日本の皆さんにご参加いただくべく、日本語での開催(英仏同時通訳あり)となります。

配信元企業:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所

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