一般社団法人戦災復興支援センター(略称:WDRAC/ワドラック)は3月23日(日)に代表・長尾彰のウクライナ現地活動報告会を佐賀県唐津市で行います。長尾は2月19日から2月24日までウクライナに赴き、物資の配送支援を行いました。本報告会では、現地の様子や支援活動についての今後の展望などを中心にウクライナの現状をお話しします。

WDRACは「支援する人を支援する」をテーマに、国際紛争によって被害を受けた地域の復旧・復興の支援をしたり、その地域から避難してきた人たちを支援している個人や団体を、日本から直接支援する市民コミュニティです。


支援先に物資を渡している様子

ウクライナ現地へ物資の支援を行う仲間、サイモンとトラヴィス

WDRACでは支援している活動者たちのことをアンサングヒーローと呼んでいます。サイモンとトラヴィスはウクライナ国内へ物資の支援を行っているイギリス人とアメリカ人のアンサングヒーロー。サイモンロシアウクライナ侵攻がはじまった当初からウクライナ国内へ入り支援を行ってきました。2022年5月にはウクライナ国境のポーランドの都市メディアでボランティアの拠点となる施設を立ち上げました。その後10月にアメリカ人のトラヴィスと合流し2022年11月には世界中で人道支援活動をすることを目的としたNGO団体、Actions Beyond Wordsをカリフォルニア州に設立。

現在もサイモンとトラヴィスはウクライナ国内へ孤児院や学校などの避難施設や、ヨーロッパ各国のNGOと協力し病院や福祉施設への支援活動を行っています。

Actions Beyond Words:https://www.actionsbeyondwords.net/


活動中のサイモン(左)とトラヴィス(右)


募金活動の透明性と現地状況を、代表自ら現地を訪問

これまでWDRACは日本国内で支援金を募り、活動資金としてアンサングヒーローたちへ送金するという活動を主として行ってきました。WDRACでは寄付の使い方の透明性を重視しています。これまでの集めた寄付実績やアンサングヒーローへ渡った割合、内訳などをアニュアルレポート/ホームページで公開してきました。

代表理事の長尾彰は、2月19日から24日までの約1週間、ウクライナ政府に認められたABWの人道支援活動にボランティアとして自費で従事しました。現地に入り実際にアンサングヒーローと活動を共にすることで、寄付金の使途や公開性を確認でき、また現地の状況に即した支援のあり方を再考することができました。


支援物資の倉庫整理をしたり、


支援物資を運搬したり、


ウクライナ国内の支援先とコミュニケーションをとったりなど。

代表長尾コメント


ウクライナ国内を運転し物資を運ぶ長尾

2022年2月24日ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年が経ちました。私は2月18日から25日までポーランドの国境の街、メディカに滞在し、ウクライナでの人道支援活動に参加をしてきました。遠く離れた日本の地から見える風景と、実際に現地にいて活動している人たちと共に、戦争の被害にあった人たちと触れ合うことで見えてくる風景は全く違うものでした。

今回、この1週間の旅を振り返り、今の私たちが何ができるのか、何をすべきかについて共に考える時間を持てればと思います。ぜひお越し下さい。

長尾 彰に書く


ウクライナ現地活動報告会概要

今回ウクライナ現地活動報告会は佐賀県唐津市で行います。ウクライナ現地に赴いたWDRAC代表理事の長尾彰が、現地で見た避難生活にある人びとの現状や戦争状態にある市民生活の様子、また、実際に人道支援活動を実施している人たちの実情について撮影した写真や動画を交えながら報告します。(オンラインでの動画配信もございます)

【開催概要】

▼日時:   2024年3月23日(土) 13:30~15:00 (13:40より入場可能)

▼参加費:  無料 

▼開催地:  唐津市KARAE2Fホール(唐津市京町1783)

▼参加方法: 当日会場にお越しください

▼主催:   一般社団法人戦災支援復興センター

▼オンライン配信リンク:https://us02web.zoom.us/j/7297783670

 

一般社団法人戦災復興支援センター(略称:WDRAC)


2022年3月25日設立。「支援する人たちを支援する」が活動のテーマ。国際紛争による被害の復旧・復興や避難者を支援・サポートする個人や団体を直接支援することを目的にしている。

公式HPhttps://wdrac.org/

寄付について

WDRACのサイトの寄付ページからクレジットカード等で寄付ができます。寄付の約7%を運営費とし、それ以外は全て支援対象者のもとに届けられます。

WDRACへの寄付は、今回のクラウドファウンディングスタイルのほかに、単発での寄付、または継続的に支援していただけるサブスクリプション寄付があります。また、「0円寄付」と言う、お金ではなく行動で支援する方法についてもHPに掲載しています。なお、WDRACでは、現地のニーズに見合った臨機応変な支援を重視していることから、物資の提供ではなく、資金の提供という形で支援者の活動を支援することに注力します。

現地の情報提供/支援対象者へのインタビューが可能

WDRACの支援対象者が撮影した写真や動画を提供できます。また、支援対象者へのインタビューも可能です。(現地や当人の状況によってはインタビューができない場合もあります。)

WDRAC代表理事 長尾彰

WDRACの代表理事は長尾彰です。組織開発ファシリテーターとして事業開発やサービス開発、社内外との横断プロジェクトを通じた組織づくりに取り組んでいます。株式会社ナガオ考務店代表取締役、一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム理事長、学校法人茂来学園大日向小学校の理事を兼任。著書は『宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。』『宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話』(学研プラス)。

2011年3月、東日本大震災後に石巻市で子どもたちの放課後の学びと遊びの場づくりを展開する「日常支援」と子どもたちや地域の方を元気づけるイベントの企画・開催を展開する「非日常支援」を行う『 プロジェクト結(ゆい)コンソーシアム』の理事長として10年間に渡り復興支援活動に取り組みました。。また2012年4月から2016年3月までは復興庁政策調査官・政策参与として政府の復興支援に貢献しました。

配信元企業:一般社団法人戦災復興支援センター

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