国際映画スタジオのNOMA(ノマ)は、ジブリ作品「風の谷のナウシカ」から「もののけ姫」、「ONE PIECE FILM RED」を手がけた国際アニメーターらとともに、MANGA事業における第一弾作品の制作を開始しました。本事業は、2023年の第76回カンヌ国際映画祭「Marche du Film」メインステージで開催されたピッチイベントや世界最大のテクノロジー見本市CES(R) 2024で受賞した事業であり、映画業界などからも注目されている事業です。

▼事業立ち上げの背景

これまでの漫画制作は、原作者による才能の有無が成否を大きく分けていました。原作者は出版社に原稿を持ち込み、評価されれば担当編集者がつき、週刊誌などで掲載が始まります。SNSなどで作品が広く愛されていることが明らかになると、グッズ化や単行本化、アニメ化などの話が出版社から原作者に持ちかけられます。

ただし、このコンテンツ開発方法には大きな課題があります。それは、作品がヒットするかどうかは原作者の力量と、出版社がどれだけのマーケティング費用をかけられるかに大きく依拠してしまうことです。

もし漫画を制作する時点でプロがシナリオを描き、映像化もしていたとしたら、その漫画がヒットする可能性を限りなく高められるだけではなく、漫画から派生した映像作品も漫画の展開とともに進められるのではないか。この仮説から、本事業の構想が始まり、1年ほどの仮説検証を経て、事業として本格的に推進する状況が整いました。

本事業では、漫画の制作時点で国際映画チームやアニメーターが関わることで、多くの人に読まれ愛される確率が限りなく高い作品となるよう、ストーリーやスクリプトを構築します。これらを元に台本を作り、映画スタジオにて撮影します。撮影に起用される俳優は、著名な映画と同様にスターと目される俳優です。彼らがスクリプトと撮影チームからのサポートを元に演じた実写映像を元に、国際アニメーターがネーム(コマごとの構成)を設計し、漫画に仕立て上げていきます。俳優らが演じた実写映像もアートフィルムとして映画作品化され、公開する場合があります。

完成した漫画はデジタル版漫画として世界配信するだけではなく、作品の方向性やストーリーに共感した協賛企業らとの協議を行った上で製品化する可能性もあります。

なお、本事業では企業が自社製品やサービスを作品内に登場させる「プロダクト・プレイスメント権」を協賛企業に付与いたします。これにより、広告とは感じさせない形で作品内に商品やサービスを露出する機会が提供されます。

プロダクト・プレイスメントの例として有名なのは、「トランスフォーマー」のシボレーやコーラ、「007シリーズ」のロレックスです。映画へのプロダクト・プレイスメントには数千万円から億単位の費用がかかりますが、本事業であれば少額で作品内に自社製品を露出させることができます。

参考記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000087572.html

▼MANGA事業:作品ストーリー(第一回作品)

一般的には、公開前作品の全ストーリーを公表することはしません。ですが、本事業では公開までのプロセスを、できるだけ早いタイミングで、多くの人に届けることを目指しています。4月から映像の収録が始まる作品のPLOTは、次のとおりです。


-PLOT-

”生き延びたのは強い者、賢い者じゃない、変化できた者だ。”:ダーウィン

"猿から文化人へと進化した人類しかし、その進化論には“ミス”がある。身体の進化は明白だが、脳は突如として高度な知能を獲得しているのだった。まるでその過程を“消去”されたかのように。2024年英国ーーダラム大学で神学を研究していた助教授が、ある仮定に想い当たる。「宇宙には“浄化機能”がある」これまでに絶滅してきた種のエコシステムは適応できずに枯れたのではなく、消されたのではないだろうか。まるで宇宙から“不要”と判断された浄化作用のように。人類は100年の寿命と100%の死亡率を受けいれていながら懸命に生き続ている。自分が生きてきた証を誰かの心に刻もうと、人々は闘い続けている。覚えていてもらうために、誰かの笑顔を求めて。


助教授が調査に降り立った極東の国ニッポン、そこは東京の中心にして”八百万の神々”が闊歩する妖幻の街だった。各国政府の思惑はなお交錯し、古古しき歴史を重んじる住民たちは神に抗い、幼獣を従えた子どもたちがミッションに挑むしかし、国際宇宙ステーションからの警告は地上へ届かない。人類は宇宙に”BAN”されるーー”人類記憶”を未来に残そうと決意した助教授が最後に求めたのは、人々の笑顔だった。カメラを手に世界を駆ける無力な彼の元で奇跡は連鎖し、笑顔の写真が集まり始める。人類記憶を記録したmicroSDカードSpaceXロケットに搭載される。宇宙浄化に消去される助教授その時、ロケットは大気圏を突き抜ける。人類の笑顔は、永遠へ。"


現在は完成品だけではなく、その作品ができるまでの過程を見たいと思っている人が多く、また、そこへの参加可能性を探っている人もおり、時代の流れとともに作品に求められる提供価値も変化しています。本事業では、時代の流れも捉えつつ、カンヌ映画祭、CESでのピッチコンテスト入賞の新事業「MANGA」を日本から世界に向けて発信していきます。

4月から映像の収録が始まる作品のあらすじは、次のとおりです。なお、本PLOTはプレスリリース発出時のもので、変更が加えられる可能性もあります。ぜひ4月の制作発表をお楽しみください。

▼MANGA事業を初め5大事業発表:2024年3月15日

MANGA・社交界・映画・メディア・宇宙 5つの事業発表会を3月15日実施:協賛受付開始

各国メジャーが集結し業界の頂点に挑む5つの事業。「価値の共有」で仕掛ける新しい事業の形。1業種1社最大50社の協賛受付開始

事業発表詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000087572.html

●日時:2024 年 3 月 15 日(金)17時00分~20時30分

●協力:MIRAI LAB PALETTE

●会場 : MIRAI LAB PALETTE イベントスペースhub    

東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階(中央部)

https://maps.app.goo.gl/XHzduZEpKHA92cfB9

●参加費:無料

●定員:100 名

●申込:フォームに必要事項を記入してください。

https://forms.gle/XJGNpmeahCovrqSk9

▼問い合わせ先

本プレスリリースについての問い合わせは、以下までお願いいたします。ご質問、取材や協業のご提案含めお気軽にご連絡いただけますと幸いです。

担当者: 中辻 諒

info@de-studios.net

▼NOMA公式LINE

公式LINE:https://lin.ee/BXyrqQN 

こちらの公式LINEではNOMAのパブリックに出す前の情報シェアしております。ぜひご参加ください。

▼企業紹介

NOMA(ノマ)

国と企業を越えた専門家約200名が所属している国際映画スタジオ。映画監督、プロデューサー、アニメーター、アクター、シネマグラファー、作曲家などが多数所属し、企画開発から運営管理まで映像製作の全てをチーム内で完結。また、最新鋭の映像表現を追求するために、技術者、研究者、クリエイター、アーティスト、ジャーナリストそしてメディアや事業家までもがサポートを行う新しいコミュニティを運営。

NOMA https://www.edlead-j.com/n-o-m-a/

公式LINE:https://lin.ee/BXyrqQN

■ 太一監督:映画監督

映画監督 / プロデューサー / CEO / 受賞:第76回カンヌ映画祭CANNES NEXTやCES 2024など / 1984年SFXアーティストとして映画業界デビュー。VFXスタジオ A.T-ILLUSION株式会社、国際映画製作会社 EDLEAD inc.(Los Angeles, HOLLYWOOD)のCEOを努め、60本の劇場映画、500作品の地上波メジャーCMに参画。2016年4月、国際映画スタジオ NOMA を創設。映画、CM、MVなど主に監督作多数。ハリウッド映画のプロデュースのほか、近年ではアニメーション業界との連携によりカンヌ映画祭受賞事業「MANGA」を発表。ファッション誌 GQ、VOGUEJAXA、産経、集英社からも作品を発表。2024年、第77回カンヌ映画祭Cannes NEXT公式「Cannes GALA」のチェアマンに就任。最新作では日米英仏合作「Bloom At Night」「TRI-X」「THE RHETORIC STAR」を製作中

■中辻 諒:映画プロデューサー

ロンドン キングストン大学卒業後、暗号資産ブロックチェーンメディアCoinPostに2017年8月入社。メディア立ち上げを経験し、営業、新規事業を兼任。 2020年12月、暗号資産教育YouTube番組#CONNECTV(後の WebXSTUDIO)を立ち上げ、2023年にはWeb3カンファレンス「WebX」の企画運営を行う。現在は国際映画スタジオNOMAが制作するMANGA、社交界、映画、メディア、宇宙事業のメインプロデューサーを担当。

受賞:第76回カンヌ映画祭CANNES NEXTやCES 2024

配信元企業:株式会社EDLEAD-japan-

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