阿部サダヲ主演の金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第8話が3月15日(金)に放送される。

【写真】“令和ヘアメーク”のまま昭和に戻った河合優実“純子”

宮藤官九郎が手掛ける意識低い系タイムスリップコメディー

同作は、昭和のおじさんがコンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく、完全オリジナルの意識低い系タイムスリップコメディー。

脚本は宮藤官九郎が務め、プロデューサーは磯山晶が担当。阿部とは、「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)、「木更津キャッツアイ」(2002年)、「タイガー&ドラゴン」(2005年、全てTBS系)でタッグを組んできた2人が、令和で新たな作品を生み出す。

■“昭和のおじさん”市郎を筆頭に物語を彩る個性豊かな面々

同ドラマには、突如1986年から2024年へタイムスリップし、令和では考えられない“不適切”な言動を繰り返す小川市郎役で阿部、バラエティー番組のアシスタントプロデューサーとして働くシングルマザー・犬島渚役で仲里依紗が出演。

また、とあるアイドルに心酔するあまり、その身なり言動すべてを完コピする男“ムッチ先輩”こと秋津睦実とゆとり世代の会社員・秋津真彦を磯村勇斗、市郎と逆で、2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする社会学者の向坂サカエを吉田羊、そして、市郎の一人娘・小川純子を河合優実、サカエの息子・向坂キヨシを坂元愛登が演じる他、袴田吉彦、山本耕史古田新太ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

■「不適切にもほどがある!」第8話あらすじ

第8話は――

令和へタイムスリップしたムッチ先輩(磯村勇斗)は、息子である秋津(磯村勇斗)と対面していた。そこで、純子(河合優実)が入れ違いで昭和に帰ったことを知ったムッチ先輩は「未来に来た意味がない」と騒ぎだすが、井上(三宅弘城)から“ある話”を聞くと突然パニックになる。

同じ頃、市郎(阿部サダヲ)のもとには、過去に起こした不倫スキャンダルによって閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持猛(小関裕太)が相談に来る。

復帰のめどが立っていたにもかかわらず、リスクマネジメント部の部長が栗田(山本耕史)に変わったことで白紙に戻されてしまったという。

市郎は渚(仲里依紗)も交え、倉持の復帰を栗田とその部下・瓜生(板倉俊之)に直談判。そしてようやくもぎ取った倉持のアナウンサー復帰だったが、世間の目はあまりにも厳しく…。

――という物語が描かれる。

■秋津親子が初対面!磯村勇斗×磯村勇斗の姿に視聴者「すごい画だな」

公式ホームページなどで見ることができる予告動画は“たった1度の過ちですら許されない!?復帰をめぐる大論争が勃発”のテロップとともに、記者会見で頭を下げる倉持の姿と「復帰のめどが立ったのですが…白紙に戻されました」と説明する様子が映し出される。

また、昭和に戻った純子が友人らに「そういうの…もういいかな!」と伝える姿や、ムッチ先輩と息子の秋津が横並びのシーンでは「ドッペルゲンガー…」という声も。ムッチ先輩の方が状況を理解できていないようで戸惑っており、息子・秋津は案外冷静な様子。

“厳しすぎ?寛容すぎ?昭和のオヤジが疑問視する令和の風潮”のテロップとともに、市郎が「アンタらに裁く権利ないんじゃないの?」と指摘する姿も。動画は「若い連中が幸せになるまで見届けないとさ!」と明るくも切ない市郎の声で幕を閉じる。

予告動画を見たファンからは「ムッチ親子遭遇のあと早く見たい」「ムッチ先輩と秋津くんが並んで座ってるのすごい画だな」「親子がバッタリ!」「テレビを見ていると謝っている人ばかりだよな」「このドラマが風穴になるんじゃないかと思う場面が多々ある」「もうロス始まってる」などといった声が上がっている。

阿部サダヲ“市郎”がアナウンサーの復帰を直談判!/ (C)TBS