ジムニーのオーナーはキャンプや釣りなどアウトドアを楽しまれる方が多いのではないでしょうか。街乗りの車に比べると泥や砂など自然環境の汚れが特に付きやすいので、アウトドアを楽しんだ後はなるべく早く洗車をして頑固な汚れにならないようにしましょう。それでは、ジムニーを美しく維持するための洗車方法をご紹介します。
今回のジムニーシエラは、APIOのコンプリートモデルとなっており車高や一部パーツが変わっています。
特に花粉や黄砂の時期に雨が降ると、止んだ後に茶色い汚れがボディ一面についてしまいます。
ルーフが高いうえに、荷室が狭いためルーフキャリアを装着されている方も多いと思います。
車両サイズは小さいのですが、出っ張ったパーツが多いため洗いにくさがあります。
アウトドアを楽しんだ後は砂や土など大きな汚れがつきやすいので、タイヤや下周りから洗います。
水洗いをした後、『ホイールクリーナー』でホイールとタイヤを洗います。
続いて『ゼロシャンプー』で下回りを洗います。
『ウォッシンググローブ』を使うとスピーディーに洗えます。
『ウォッシンググローブ』は、スポンジよりも大きいのでストロークが少なく、グローブタイプなので落とす心配もありません。また、凸凹したパーツは包むようにして洗えますし、狭いところも洗いやすいのでストレスなくスピディーに洗車ができます。
上から下へ泡が残らないよう水ですすぎます。
隙間に泡が残って落ちてくると二度手間になってしまうので、隙間にもしっかり水を当てて流しましょう。
レインガーターにも残りやすいので後ろから泡を流し落とすようにしましょう。
ミラーやパーツの間、グリル、スペアタイヤの裏など見えないところに泡が残りやすいので、丁寧にシャワーを当てて落とします。
ルーフキャリアを取り付けている場合は裏に泡が残りやすいので注意しましょう。
水滴は吸収効果の高い『プレミアムワイピングクロス』で拭き取ります。
鉄粉とは、車のブレーキダストなどから出る鉄の粉で、肉眼ではほとんど見えませんが、酷くなると錆びてしまいボディがくすんで見えます。
鉄板の確認方法は、『ネンドクリーナー』に同梱しているフィルムを指に入れてボディ表面を触ってみるとザラザラとした感触があります。これが鉄粉です。
鉄粉除去をすることで、ボディが平滑化され仕上げのワックスやコーティングの仕上がりが良くなるだけでなく、洗車後の水滴が拭き取りやすくなります。
使い方は、『ネンドクリーナー』を厚さ1cm程度の小判状にして、水を流しながら『ネンドクリーナー』を縦横に滑らすようにして施工します。この時、上から押しつけずネンドの自重だけで滑らせるようにします。
初めはザラザラとした感触がありますが、徐々に抵抗がなくなりスムーズに動くようになると鉄粉が取れた合図です。
洗車場など水が使えない環境やネンド傷が不安な方などは『ネンドスムーサー』をスプレーしてネンドクリーナーを施工します。
ジムニーはボンネットやルーフの傾斜がフラットなので、水アカが付きやすくなります。ミラーの付け根からドアに流れ落ちる水も水アカとなり目立ちやすい部分です。また、夏などは虫汚れがつきやすくなります。
こういったシャンプー洗車で落ちないガンコな汚れは『ゼロクリーナー』で落とします。
『ゼロクリーナー』の使い方は気になる汚れにスプレーをして濡れたマイクロファイバークロスで拭き取ります。
虫汚れなど落ちにくい汚れには、スプレーして30秒ほどほど待ってから拭き取ります。
なお、クリーナー成分が残らないよう注意してください。広範囲に施工する場合は、水で洗い流すことをお勧めいたします。
使い方は、シャンプー洗車をした後にボディにスプレーしてマイクロファイバークロスで拭くだけです。綺麗に仕上げるコツはスプレーした後、クロスで拭き取るというよりも塗り広げる感じで拭き、クロスの綺麗な面で乾拭きをすると綺麗に仕上がります。
コツはボディの塗装面はもちろん、未塗装樹脂パーツやホイールにも使用できます。
ジムニーはフェンダーやグリル、バンパーなど未塗装樹脂パーツが多く使われています。未塗装樹脂パーツは紫外線の影響で白化しやすいため、『レジンコーティング』を年に1、2回施工して黒々とした未塗装樹脂パーツを維持します。
『レジンコーティング』はルーフモールにも使用できます。
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