チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、ドルトムントvsPSVが13日に行われ、2-0でドルトムントが勝利した。

この結果、2戦合計スコアを3-1としたドルトムントがベスト8へ進出した。

3週間前に行われた1stレグではマレンの恩返し弾で守勢のドルトムントが1-1の引き分けに持ち込んだ一戦だ。

3季ぶりのベスト8進出を目指すドルトムントは出場停止のシュロッターベック、皮膚炎のリエルソンが欠場となり、ジャンがセンターバック、ジューレが右サイドバックで先発となった。

一方、2006-07シーズン以来、17季ぶりのベスト8進出を目指すPSVは、L・デ・ヨング、バカヨコ、ティルマンの3トップで臨んだ。

開始1分過ぎ、マートセンが二次攻撃からGK強襲のシュートを浴びせたドルトムントが攻勢の入りとすると、3分に先制する。ブラントのパスをボックス手前で受けたサンチョがコントロールされたミドルシュートをゴール左に流し込んだ。

先制後はドルトムントがボールを支配。27分にはボックス右でザビッツァーのパスを受けたマレンが決定的なシュートを浴びせた。

前半半ば以降はPSVがポゼッションで盛り返した中、40分にはボックス右から縦に仕掛けたマレンが際どいシュートを浴びせて牽制。ドルトムントの1点リードで前半を終えた。

迎えた後半、ロサーノを投入したPSVに対し、ドルトムントは開始3分にボックス内からマレンが枠内シュートで牽制。

しかし、前がかるPSVは53分に追いつきかける。ボックス手前からロサーノの放ったミドルシュートが左ポストに直撃した。

守勢が続くドルトムントは64分、マレンのクロスからフュルクルクがヘディングシュートでGKを強襲。77分にはFKからフュルクルクがボレーでネットを揺らして追加点かと思われたが、VARでオフサイドに。

終盤にかけてもPSVの攻勢が続くと、追加タイム4分にビッグチャンス。しかしティーゼとのワンツーでボックス内に侵入したデ・ヨングはGKとの一対一を決めきれない。

すると直後、ババディのスリップで独走したロイスがGKとの一対一を制し勝負あり。ドルトムントが苦しみながらもPSVを退け、3季ぶりのベスト8進出としている。


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