アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督がインテル戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

13日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでアトレティコはホームにインテルを迎えた。

1stレグは1-0でインテルが勝利。アトレティコは最低でも勝利が必要な状況となる中、試合は先制を許す展開となってしまう。

しかし、前半のうちにアントワーヌ・グリーズマンのゴールで1点を返すと、試合終盤にはメンフィス・デパイがネットを揺らし、2-1。2戦合計2-2となったまま延長戦も終了。PK戦に委ねられる。

PK戦では両守護神のセーブもあるなど失敗が続くと、3-2で迎えた最後のキッカーを務めたラウタロ・マルティネスが豪快に外してしまい勝負あり。アトレティコが勝利を収め、ベスト8進出を決めた。

激闘を制し、2シーズンぶりにベスト8に戻ってきたアトレティコ。シメオネ監督はホームのファン・サポーターの力について言及し、それに選手たちがしっかりと応えることができたと称えた。

「私は我々のファン・サポーターに大きな敬意を抱いている。今日、我々がスタジアムに到着し、試合が始まった時に歓迎してくれたことは、非常に感動的だった」

「我々はカディスとの悪いゲームからこの状況に陥っていた。そして正直に言って、私が選手たちに伝えようとしたのは、今はファンのサポートを求めるのではなく、我々が与える時だということだった」

「我々のスタジアムでは、我々のファンには決定的なものがある。全世界がそれを見ていたし、それが今日の素晴らしい相手との対戦で選手が成長できたことにつながった」

「コケは全力を尽くし、グリーズマンは走れなくなるまで走り続けていた。メンフィスは我々が本当に彼を必要としているときに現れた。これこそ、我々が必要としていたものだ」

「ベスト8に入ることは簡単そうに聞こえるかもしれないが、そうではない」



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