大人も子供も大好きなハンバーグ。食卓のおかずとしてだけでなく、お弁当のおかずとしても便利なので、「多めに作って作り置きにしておこう」という人も多いでしょう。

ひき肉を使うハンバーグは冷蔵保存では傷みやすいため、冷凍保存が向いています。おいしく・安全に保存するために、冷凍方法のコツを知っておきましょう。保存容器を取り扱う『iwaki』(以下、イワキ)が公式サイトで詳しく解説している方法を試してみませんか。

冷凍は焼いてからでもタネのままでもOK

イワキによると、ハンバーグの冷凍保存は焼いてからでもタネのままでもよいとのこと。どちらがよりおいしく保存できるのか悩んでいた人もこれで安心です。それぞれの冷凍方法のコツを見てみましょう。

1.焼いてから冷凍保存

ハンバーグを焼いてから冷凍保存するメリットは、焼くことで肉汁を閉じ込めるため、食べる時にジューシーな味わいが楽しめることだそうです。解凍してすぐに食べられるのも大きなメリットですね。保存期間は約1か月が目安とのことです。

2.タネのまま冷凍保存

解凍後にロールキャベツのようなほかの料理にハンバーグを使いたいのなら、タネのまま冷凍保存すると便利です。ただし解凍や解凍後の焼く工程で肉汁が抜けてしまいがちという一面もあるのだそう。保存期間も約2週間と、焼いてから冷凍保存するよりも短くなっています。

おいしくハンバーグを食べたい場合には焼いてから、ほかの料理にアレンジする予定があるのならタネの状態でと、冷凍のタイミングは解凍後の使い方によって選ぶとよさそうですね。

それぞれの冷凍保存のコツ

ハンバーグを冷凍保存するのなら、作る時から意識したいコツがあるそうです。

タネが割れないようにしっかり成形する

タネが割れると焼く時に肉汁が逃げてしまうそうです。冷凍しない時のハンバーグ作りでも気を付けたいポイントですね。

材料を素手で直接混ぜない

素手で混ぜると雑菌が材料に付着し、食中毒や傷みの原因になります。使い捨ての料理用手袋やポリ袋調理の活用がおすすめです。

タマネギは炒めておく

生のタマネギを冷凍すると、解凍時に水分が出てしまうそうです。タネのまま冷凍する時でも、タマネギだけには火を通してから成形しましょう。

冷凍は1つずつ小分けにする

冷凍する時にはハンバーグを1つずつ小分けにしましょう。

小分けにした方が空気に触れにくく、ハンバーグの乾燥や酸化を防げます。

イワキ ーより引用

小分けにするとそんな効果があったのですね。これもハンバーグ以外でも応用できそうな便利技です。

冷凍しておくと普段の食卓や毎日のお弁当で活躍の幅が広がりそうなハンバーグ。焼いてからでもタネのままでも冷凍保存できるのはとても便利です。イワキ直伝の冷凍保存のコツを取り入れて、ハンバーグをおいしく活用しましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
イワキ
※写真はイメージ