事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULLの子会社であり、実家の片付け・遺品整理業者比較サイト「みんなの遺品整理」を運営する株式会社LIFULL senior（代表取締役：泉 雅人）は、特殊清掃業界の健全化のために設立された一般社団法人 事件現場特殊清掃センターと業務提携を締結しました。
「みんなの遺品整理」ウェブサイト：https://m-ihinseiri.jp/
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提携の概要
みんなの遺品整理はサービス開始当時より、一般財団法人 遺品整理士認定協会と提携を行っており、掲載業者のすべてに遺品整理士が在籍しています。そのため、遺品整理や遠方のご実家の片付けにおいて、優良業者のみの選択肢から、ご希望にあわせて業者探しができる体制を整えて参りました。
ゴミ屋敷や特殊清掃が求められる片付けにおいても以前から業者選定のお手伝いをしておりますが、より安心してお任せいただけるための取り組みの一環としてこの度、一般社団法人 事件現場特殊清掃センターと業務提携を締結いたしました。
本提携により、ゴミ屋敷や特殊清掃が必要なご自宅の問題を抱える方々に対し、より高度な専門知識と適切な資格を有する業者を選りすぐり、紹介するサービス体制を実現いたします。
事件現場特殊清掃センターでは、業者の選定に際して、保有資格や専門性など厳しい基準を設けて審査を実施し「事件現場特殊清掃士」の認定を行っています。この取り組みにより、サービス利用者の皆様には特殊な機材や薬品を用いた清掃などの対応が必要な片付けにおいても、安心して業者に任せていただくことができます。
現在、みんなの遺品整理内に掲載されている「事件現場特殊清掃士」在籍業者数は205社（2024年3月12日時点）。サイト利用者の皆様には、これらの信頼できる業者をお選びいただけることに加え、相談窓口にて業者選定をお任せいただくことも可能です。今後はご紹介できる「事件現場特殊清掃士」在籍業者数のさらなる向上に努めて参ります。
「みんなの遺品整理」はじめての方へページ：https://m-ihinseiri.jp/about/
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提携に至った背景
内閣府の発表(※1)によると単身高齢者数（65歳以上のお一人暮らし）は男女ともに増加傾向にあると言われており、2040年にはおよそ4人に1人の高齢者が独居となる可能性が示唆されています。東京都区部に限定した国土交通省の調査(※2)においては単身高齢者数増に比例して孤独死に至るケースも増加が見られています。孤独死のあったご自宅は、ご遺体の発見が遅れれば遅れるほど感染症や臭い、害虫などの影響により特殊清掃が必要とされます。
また、高齢者の中には認知症やセルフネグレクト、身体の不調などによりご自宅にものを溜め込んでしまう方もいらっしゃいます。もの溜め込みは次第に近隣住宅に影響を与えるほどのゴミ屋敷となるケースも見られます。
このように高齢者のご自宅の環境は深刻な問題を抱える一方で、特殊清掃やゴミ屋敷の片付けを安心して任せられる窓口が少ない背景があります。みんなの遺品整理の調べ(※3)では、遺品整理や生前整理などを業者に依頼されたうちの約4割もの方が何かしらのトラブルを経験していることが分かっています。ゴミ屋敷や特殊清掃の現場においても、専門性が求められるものの実際には技術力に乏しかったり、行政から適切な許可を受けずに営業していたりする業者が存在します。
そこで、「みんなの遺品整理」では業界随一の取り組みを実施する事件現場特殊清掃センターと提携することで、知識のない方でも安心して専門業者に作業を任せられる世界を実現したいと考えました。今後も同提携をはじめとし、さらなる業界健全化に向けた取り組みを進めて参ります。
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2021/html/zenbun/s1_1_3.html
※2「国土交通省」死因別統計データ：
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001405347.pdf
※3「みんなの遺品整理」遺品整理・生前整理の利用実態に関する調査
https://lifull-senior.com/news/230817.html
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提携によせるコメント
事件現場特殊清掃センター 木村 榮治氏
既に同運営母体の遺品整理士認定協会として提携をして参りましたが、この度「事件現場特殊清掃センター」としても新たな使命を担えることを嬉しく思います。特殊清掃は、一般の方の目があまり届かないところで社会の安心・安全を支える仕事です。だからこそ、清掃を担う側の専門知識が必要不可欠です。
人の死に直面し、悲しみに浸る状態で行わなくてはならない「特殊清掃」。気が動転し、悩み苦しんでいるご遺族・ご依頼者を支え、『誰かがやらなくてはならない仕事』に取り組み使命をもって取り組むことが、ご遺族・ご依頼者のためだけでなく、亡くなった故人の想いを繋ぐことにもなります。
今回の提携をはじめとして、引き続き特殊清掃という仕事が持つ社会的重要性を広く伝え、より健全な業界の発展を目指していきます。
株式会社LIFULL senior 代表取締役社長 泉 雅人
当社は「老後の不安をゼロにする」というビジョンのもと、「みんなの遺品整理」や業界最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」などのサービスを提供しています。
高齢者のご自宅の片付けや清掃における問題は表に出ないものも含めまだまだ多く、当事者の方たちの困難は計り知れません。これらは業者を選ぶ際の不明確さや、法的な整備の未発達さ、専門家から適切なサポートを受けられないなどが原因と考えられます。
こうした中で我々は、事件現場特殊清掃センター様との提携を一歩と捉え、このような問題への解決策を提示し続けることで、その不安を限りなくゼロにしていきます。
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事件現場特殊清掃センターについて
一般社団法人 事件現場特殊清掃センターは、特殊清掃業界の人材育成と料金体系の健全化に向けて設立された団体です。「ゴミ屋敷」や「孤立死の現場」「新型コロナウイルスの除菌」など、特殊な対応が求められる現場において、適切な処置を実施できるよう「事件現場特殊清掃士」養成講座を通して正しい知識・理解を広める活動を実施しています。
また、事件現場特殊清掃士が在籍する業者の法令順守や作業品質の監査も実施。全国各地の優良業者の紹介も担っています。
一般社団法人 事件現場特殊清掃センター 公式サイト：https://www.csc-mind.org/
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「みんなの遺品整理」について
「みんなの遺品整理」は、実家の片付け・遺品整理業者比較サイトです。設立同時より遺品整理士認定協会と提携しており、全国887社（2024年3月12日時点）の優良業者のみを掲載しています。掲載審査においては、遺品整理士の在籍有無、法令遵守度や作業品質の高さを厳しくチェックしており、サイト上では業者ごとの保有資格を確認できます。
また、サイトでは複数業者へ相見積もりができます。お急ぎの場合は要望にあった業者選びをお任せいただくことも可能です。お見積もり時に作業内容を細かく擦り合わせるため、作業後の追加請求は一切発生しません。運営側でも業者が著しく高い見積額を提示していないかのチェックを徹底。はじめてでも安心して利用いただけるように最大限のサポートを提供しています。
【みんなの遺品整理が安心できる理由】
「みんなの遺品整理」はじめての方へページ：https://m-ihinseiri.jp/about/
「老後の不安をゼロにする」をビジョンに掲げ、ヒトとテクノロジーの力で、超高齢社会の課題を解決する様々な事業を展開しています。主な事業として、老人ホーム検索サービス「LIFULL 介護」、遺品整理業者検索サービス「みんなの遺品整理」、介護施設向け買い物代行業務支援サービス「買い物コネクト」があります。今後も高齢者や関わる人々が抱える不安や課題に向き合って事業を拡大して参ります。
会社名：株式会社LIFULL senior（ライフル シニア）
代表取締役：泉 雅人
設立：2015年7月1日
事業内容：
実家の片付け・遺品整理業者比較サイト『みんなの遺品整理』の運営
老人ホーム検索サイト『LIFULL 介護』の運営
介護当事者一歩手前の世代に向け、介護や老後に関する最新情報や体験談を発信するウェブメディア『tayorini』（たよりに）の運営
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/
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