宇川直宏
宇川直宏キュレーションによる『Re:EDIT 702024』が3月16日(土)と17日(日)に東京・寺田倉庫 G3-6Fにて開催される。

入場は無料、能登への募金を募るプロジェクトに

1970年大阪万博レガシーを守りながら、緑に包まれた文化公園として多くの人たちに親しまれてきた万博記念公園。去年2023年は、EXPO’70パビリオンに別館が増設され、これまでの常設展示に加えEXPO’70開催時に太陽の塔の頂部に設置されていた「黄金の顔」や、映像で当時を体感できるインスタレーションが新たに設置され夏より一般公開されて、大きな話題となった。このようにEXPO’70の遺産は、現在にも脈打ち続け、その世界を今もUPDATEし続けている。   時を同じくして、各種メディアには2025 大阪・関西万博への批判が溢れている。その内実は、費用の膨張や、明確にならないコンテンツ内容、建設工事の大幅な遅れに対する懸念などであるが、2024年元旦に起きた能登半島地震のあとは、被災地の復興を優先し、大阪・関西万博の延期(もしくは中止)を求める声があちこちから挙がっている。   そんな中、このプロジェクトのオファーが来た。3/9土曜より開催の、大阪万博のレガシーを現行のテクノロジーでRe-Editする「ART & SCIENCE FES」と「1970 EXPO IN OSAKA EXHIBITION」の展示&ライヴパフォーマンスパートのキュレーションとオーガナイズの依頼である。勿論、2025年ではなく1970年のEXPOのデコンストラクション・プロジェクトだとしても、自分が担当するのであればまず、能登半島地震以降のプロジェクトとしてのアーティスト側からの態度表明は絶対重要だと考え、企画者に声をかけた。そして、これらイベントの入場料を全て無料(大阪のみ、公園への入場料は必要であるが)にし、能登への募金を募るプロジェクトとし、プラス、アーティストもこのプロジェクトに参加することで、制作フィーの一部を能登へ義援金として送れる仕組みを考えた。そのように能登半島地震の復興支援を兼ねたプロジェクトが今週3/9土から開幕する。自分の担当パートは、題して「Re:EDIT 702024」with GENERATIVE AI!!!!! 1970でも2025でもない。あくまでも今年2024に行うEXPO’70のULTRA DECONSTRUCTIONである!!!!!!!   3/4の渋谷DOMMUNEでのプログラム、3/9大阪 万博記念公園/ex 鉄鋼館でのオープニングイベントを経て(インスタレーションは、EXPO’70 パビリオン ホワイエ & 別館1F展示室にて3/9-3/17まで展示開催中)3/16土と3/17日に東京 寺田倉庫G3-6にて、EXPO’70の膨大な音と映像資料を元に、生成AIによってレガシーフューチャーが時空超えてRe:EDIT(再編集)されるイベントが遂行!!!!! 1970年大阪万博が残した文化遺産を現代のテクノロジーを使ってアップデートし、全く新しい価値観と美意識を創出するこのプロジェクトは、参加する全てのアーティストが能登震災の復興支援としてパフォーミングアーツを捧げ、義援金を募る!!!!!!!   一柳慧、松平頼暁、小杉武久、松下眞一らがオープンンリールに残したEXPO'70のお祭り広場で行なったパフォーマンスのアーカイヴを使い、人と環境の間を流れる高次元のマッシヴ・データ・フローを巡る生成と解析の物語に参加するのは、和泉希洋志、齋藤久師、machìna、BRDG、REAL ROCK DESIGN、HYPERGEEK|TSUMIKI ROOM、そしてなんと、糖尿病の合併症として脳梗塞を引き起こし、半年以上リハビリに励み退院した中原昌也と渋谷慶一郎の共演も!!なんと入場無料!!会場に令和6年能登半島地震復興支援の募金箱を設置していますのでサポートをお願いします!!!!!

宇川直宏(DOMMUNE)

宇川直宏
◾️3/16 SAT 16:30-20:00 東京(寺田倉庫G3-6F) 「Re:EDIT 702024」with Generative AI Chapter3<配信無>   <LIVE Performance> ●和泉希洋志|VJ HYPERGEEK|TSUMIKI ROOM <Re:EDIT音源:小杉武久「広場の幻想」「虹の音楽」「星座の音楽」> ●齋藤久師|VJ BRDG <Re:EDIT音源:松平頼暁「おはようの音楽」「枕はひるがえり」一柳慧「立ち会い立体検査用テープ」> ●永田砂知子 <ベルナールフランソワ・バシェ音響彫刻演奏> ●渋谷慶一郎 x 中原昌也|VJ REAL ROCK DESIGN <Re:EDIT音源:一柳慧「環境音楽第2番」>
宇川直宏
◾️3/17 SUN 16:30-20:00 東京(寺田倉庫G3-6F) 「Re:EDIT 702024」with Generative AI Chapter4<配信無>   <LIVE Performance> ●齋藤久師|VJ REAL ROCK DESIGN <Re:EDIT音源:松平頼暁「おはようの音楽」「枕はひるがえり」一柳慧「立ち会い立体検査用テープ」> ●machìna|VJ BRDG <Re:EDIT音源:松下眞一「愛」「愛のレクイエム」> ●永田砂知子(バシェ協会会長) <ベルナールフランソワ・バシェ音響彫刻演奏> ●和泉希洋志|VJ HYPERGEEK|TSUMIKI ROOM <Re:EDIT音源:小杉武久「広場の幻想」「虹の音楽」「星座の音楽」>

EVENT INFORMATION

Re:EDIT 702024 with Generative AI Chapter4

宇川直宏 会場:寺田倉庫G3-6F(MAP) 会期:2024/3/16(土)・17(日)<配信はありません> 時間:⚫︎11:00- 展示エリアオープン(展示のみ)⚫︎15:00- ライブエリア開場 ⚫︎16:30- 開演 ⚫︎20:00 終演 定員:各回 250名 参加費:無料(会場に令和6年能登半島地震復興支援の募金箱を設置していますのでご協力をお願いします。) <ご予約> 予約できる枚数は,1回のお申し込みにつき5枚までです。 当日の開場時間まで予約可能です。 <当日のご来場にあたって> 予約された時間帯までにいらっしゃらない場合は、キャンセルとみなします。 時間には余裕をもってお越しくださるようお願いいたします。 事前予約で満席になっていない時間帯につきましては、当日ご来場の方にご鑑賞いただける場合があります。 ※注意事項 アルコール類の持ち込みはできません。 <能登半島復興支援義援金にご協力ください> 本イベントでは、令和6年能登半島地震における復興支援のため会場に募金箱を設置し、支援を募ります。 あわせて、本事業参画者から義援金を募り令和6年能登半島地震大阪府義援金へ送ります。 予約はこちら

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