日本からおよそ1万7000km、地球のほぼ真裏にあるボリビアのクラブが、『ドラゴンボール』の要素をデザインしたユニフォームを着用した。

1日に急性硬膜下血腫のために亡くなった漫画家の鳥山明さん。『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などの生みの親であり、『ドラゴンボール』は世界中のサッカー選手やファンの中にも多くのファンがいる。

鳥山さんの訃報に対しては、多くの選手やクラブからも追悼のメッセージが送られていた中、ボリビアのアウロラというクラブは『ドラゴンボール』の要素をデザインしたユニフォームを試合で着用した。

ボリビアの1部リーグに所属するアウロラは、11日に行われたリーグ第5節でホルヘ・ウィルステルマンと対戦。その試合で特別なユニフォームを着用することとなった。

ユニフォームの胸元中央には、『ドラゴンボール』のロゴと「ドラゴンボーススーパー」のカタカナがあしらわれ、右袖には7つのドラゴンボールと、そのドラゴンボールを集めると現れる原作内に登場するキャラクター・神龍がデザインされている。

また、背番号のフォントには、ドラゴンボールの実際のシーンをプリント。各選手ごとに異なるシーンが描かれている。

このユニフォームは、『CNN』でも取り上げられるなど話題に。「最も欲しいユニフォーム」、「いくらでも出すから売ってくれ」とそのデザインに注目が集まっている一方で、「権利は大丈夫なの?」、「許可を取っているのか?」と権利関係を懸念する声もあがっている。

なお、特別なユニフォームを着用した選手たちだったが、その試合は1-1の引き分けという結果に終わっている。