ごはんのおともとして、おにぎりの具材として、便利に使えるのが梅干しです。もともと長期保存に向いている食材ではありますが、おいしさをキープするためにはいくつかのコツがあることをご存じですか。

梅干しの保存方法や注意点について、食品用保存容器でおなじみの『iwaki』(以下、イワキ)公式サイトより紹介します。

梅干しの保存に適した容器とは

梅干しを長期保存するために、注意したいのが保存容器の選び方です。実は、容器選びで失敗すると、梅干しにカビが生えたり乾燥してしまったりする可能性も。

イワキ公式サイトによると、梅干しの保存に適しているのはガラス製の容器とのこと。理由は以下のとおりです。

キッチンで保存する方は、透明なガラス製の保存容器を用意するのがおすすめです。中身が見えるので、残りの梅干しの量や、カビの発生の有無などをひと目で把握できます。さらに、ガラスは色移りやにおい移りに強く、酸による錆びの恐れがない点もメリットです。プラスチック製の容器も透明ですが、ガラス製のほうがより便利に使うことができます。

イワキ ーより引用

金属製の保存容器を使って長期保存すると、梅干しの酸によってサビが発生してしまう恐れがあります。また、プラスチック製は色やにおいが移りやすく、さらに熱に弱いため、熱湯消毒に向いていないというデメリットがあるでしょう。長期間の保管にも向いていません。

ガラス製の保存容器を選ぶ際には、ふた部分が金属製のものは避けてください。広口のものや密閉できるタイプを選ぶとより便利に使いやすいとのことです。

梅干しを保存する際のコツとは

イワキ公式サイトでは、梅干しを長期保存する際のコツとして以下の2点を紹介しています。

梅干しの保存する際のコツ】

・保存容器を消毒する

・塩分濃度で異なる保存場所

イワキ ーより引用

容器の消毒は、梅干しを入れる前に必ず行うようにしてください。ガラス製の容器であれば熱湯消毒や煮沸消毒が、プラスチック製容器であればアルコール消毒するのがおすすめです。また、消毒後の容器に水が残らないよう、ていねいに拭き取って乾燥させましょう。

自家製の梅干しなど、塩分濃度18%以上のものは常温保存しても傷みません。塩分濃度がこれ以下の場合、必ず冷蔵保存するようにしてください。1粒ずつラップで包めば、冷凍保存も可能です。

梅干しの長期保存が可能であると知ってはいても、具体的な手順や注意点が分からず、不安を抱えていた人も多いのではないでしょうか。容器選びと消毒、場所にさえ気を付ければ、梅干しの保存は決して難しくはありません。

ぜひイワキ公式サイト情報も参考にして、長く安心して味わってみてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

出典
イワキ
※写真はイメージ