ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグのウェストハムvsフライブルクが14日に行われ、5-0でウェストハムが圧勝。この結果、2戦合計スコア5-1でウェストハムがベスト8進出を決めた。フライブルクの堂安律はフル出場している。

1週間前に敵地で行われた1stレグを惜敗したウェストハムは、その試合からスタメンを2人変更。ウォード=プラウズとエメルソンに代えてアントニオクレスウェルをスタメンで起用した。

一方、1点のアドバンテージを手に敵地に乗り込んだフライブルクは、前回対戦と同じスタメンを採用。堂安は[4-1-4-1]の右MFでスタメン出場となった。

試合は立ち上がりからホームチームが攻勢に出ると9分、クレスウェルの左CKをニアに走り込んだソウチェクがフリックすると、ファーサイドのパケタがすべり込みながらゴールに押し込んだ。

先制を許したフライブルクだったが、すぐに反撃。10分、敵陣でのホーラーとパス交換したM・エッゲシュタインがゴール前へダイレクトパスを送ると、これに反応したR・サライが決定機を迎えたが、シュートはわずかにゴール左に外れた。

2戦合計スコアで追いついたウェストハムは、32分に再びスコアを動かす。中盤右サイドでソウチェクが頭で繋いだボールを拾ったボーウェンが、中央へ切り込むと、マークについたギュンターを振り切りペナルティアーク内から左足一閃。このシュートがゴール右隅に突き刺さった。

迎えた後半、2戦合計スコアで逆転を許したフライブルクはグリフォを下げてグレゴリッチュを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはホームチームだった。

52分、左クロスのクリアボールをツォウファルがワンタッチで繋ぐと、ボックス右でボールを受けたボーウェンがマイナスへ折り返す。これをボックス中央左でクレスウェルが収めると、左足で放ったシュートがゴール右隅に吸い込まれた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指す中、ウェストハムが77分にカウンターから追加点を奪う。自陣中盤でミスパスをカットしたクドゥスがドリブルで中央を持ち上がると、DF3人をかわしてボックス内まで侵入。冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。

攻撃の手を緩めないウェストハムは、85分にもペナルティアーク手前でボーウェンの落としを受けたクドゥスが左足を振り抜くと、M・エッゲシュタインの股を抜いたシュートがゴール右隅に吸い込まれた。

結局、試合はそのまま5-0でウェストハムが圧勝。2戦合計スコア5-1で逆転したウェストハムが準々決勝に進出。堂安フル出場のフライブルクは2年連続のラウンド16敗退となった。

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