ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス「ディズニープラス」では、人気アーティストをフィーチャーした音楽作品の数々が配信されています。現在、ワールドツアー中の"歌姫"テイラー・スウィフトの最新ライブを全編収録した「テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR(Taylor's Version)」、第96回アカデミー賞で自身2度目の主題歌賞を獲得したビリーアイリッシュをはじめ、圧巻のステージ、濃密なドキュメンタリーなど、時代を彩る"ライブ"を楽しめる作品が目白押しです。この記事では、10本の厳選タイトルを紹介します。

【フォトギャラリー】"ライブ"を楽しむ作品10選

●1.「テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR(Taylor's Version)」

東京ドームで開催された5年ぶりの来日公演も大盛況だったテイラー・スウィフトが、現在実施している大規模な世界ツアー「TAYLOR SWIFT THE ERAS TOUR」を映像におさめたコンサートフィルムが、ディズニープラスに"降臨"。全世界累計興行収入が2億6000万ドルを突破する大ヒットを記録し、コンサート映画として史上最高の数字を記録した。ディズニープラスで配信される「Taylor's Version」では、劇場版にはなかった「cardigan」を含む全5曲が追加され、コンサート映像が初めて全編収録されている。

第66回グラミー賞で、「Midnights」が年間最優秀アルバム賞を受賞し、史上最多となる4度目の同賞に輝き、ミュージシャンとしては異例となる米TIME誌「パーソン・オブ・ザ・イヤー」(2023年)選出も果たしたスウィフト。その影響力はエンタテインメント業界に留まらず、政財界にもとどろく存在である歌姫が、ステージで本領を発揮する姿を目に焼き付けたい。

●2.「ハピアー・ザン・エヴァー L.A.へのラブレター

第62回グラミー賞では、史上最年少(18歳)で主要4部門を含む計5部門に輝いたビリーアイリッシュが、2枚目のアルバム「ハピアー・ザン・エヴァー」に収録された全16曲をパフォーマンスするディズニープラスオリジナル作品。アイリッシュは、先日開催された第96回アカデミー賞にて、"What Was I Made For?"(「バービー」)で自身2度目となる主題歌賞に輝いたばかり。ちなみに、1度目は"No Time To Die"(「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」)で当時、"21世紀生まれ初のオスカー受賞者"になるという快挙を達成している。

●3.「イディナ・メンゼル マディソン・スクエア・ガーデンまでの道のり」

アナと雪の女王」「魔法にかけられて」に出演し、ディズニーレジェンドで殿堂入りを果たしたイディナ・メンゼルが、全16公演を完走した全米ツアーの裏側に密着。初公開となるパフォーマンス映像、仕事と家庭の両立について本音を語る最新インタビュー、そして彼女の生涯の夢だった故郷ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた伝説のコンサートを実現するまでの道のりを追いかける。幼少期の貴重な映像も盛り込まれ、まるで伝記映画のようなドラマティックな展開が見どころだ。

●4.「ブラック・イズ・キング」

女性アーティストとして最多記録となる32度のグラミー賞受賞を誇るビヨンセが、脚本・監督・制作総指揮を務めたビジュアルアルバム。自身がナラ役で声優を務めた実写版ライオン・キング」(ディズニープラスで配信中)の全米公開1周年を記念し制作された本作には、親交のあるアーティストや特別ゲストも登場し、アフリカ系アメリカ人の歴史と"誇り"を世界に届ける伝記的な長編作品に仕上がった。

●5.「BTS Monuments: Beyond The Star」

世界的人気を獲得した韓国のボーイズグループ「BTS」のドキュメンタリーシリーズ。2023年に韓国デビュー10周年を迎えた"21世紀のポップアイコン"が歩んだ華々しいキャリアと現在までの成長、それぞれのソロプロジェクト、そして25年のグループ再始動に向かう姿を追った。初期のトレーニング映像や当時のインタビュー、国連での講演、10万人超を収容する米ローズボールスタジアムでのパフォーマンス、英ウェンブリー・スタジアムで行われた公演など、世界を舞台に活躍する彼らの、ここでしか見られない映像も満載だ。

●6,「ザ・ビートルズ Get Back」

伝説のバンド「ビートルズ」。その貴重なプライベート映像に、この50年間で唯一、アクセスすることを許されたピータージャクソン監督(「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ)が、60時間以上の未公開映像と、150時間以上の未発表音源を3年かけて復元・編集。3つのエピソード、計6時間を超えるリストア映像で構成し、時空を超えた知られざる真実を解き明かしたドキュメンタリーを作り上げた。ロンドンの事務所ビル屋上で、サプライズで行われた"最後のライブ"がよみがえる。

●7,「エルトン・ジョンライヴ Farewell From Dodger Stadium」

ライブ活動からの引退を表明し、世界規模の"お別れ"ツアーを開催したエルトン・ジョンが、22年11月20日(現地時間)に行った北米での最後のライブを収録。会場は1975年、単独アーティストとしては初となる伝説的パフォーマンスで、全世界に衝撃と興奮を届けた聖地、ドジャー・スタジアムだ。過去50年間の大ヒット曲の数々に加えて、デュア・リパ、キキ・ディーら大物ゲストの出演にも目が離せない歴史的イベントを存分に味わうことができる、ファン垂ぜんのドキュメンタリーだ。

●8.「ボノ&ジ・エッジ A SORT OF HOMECOMING with デイヴ・レターマン」

ラスベガスの新名所「Sphere」でのレジデンシー公演も大きな話題を集める、世界的ロックバンド「U2」のボノとジ・エッジが、故郷であるアイルランドの首都・ダブリンを旅するドキュメンタリー。彼らと25年来の親交を築く人気司会者のデビッドレターマンとともに、彼らの素顔やルーツに迫りながら、"ロック史上最強"と評されるボノ&ジ・エッジのパートナーシップがいかに構築されたかを紐解いていく。数万人規模のライブを行うことが多い彼らが、リラックスした雰囲気で貴重なパフォーマンスを披露する姿も必見だ。

●9.「エド・シーラン THE SUM OF IT ALL」

世界中でアルバム4500万枚以上、シングル1億5000万枚を売り上げる人気シンガー、エド・シーランの人生と、大ヒットを生み出す舞台裏に迫ったドキュメンタリーシリーズ。音楽シーンで成功をおさめる道のりを追った「愛」、親友ジャマル・エドワーズの死に直面し、セラピーとして音楽と向き合う姿を切り取った「喪失」、亡き友を悼みながらニューアルバム制作に向けて歩む様子を描く「フォーカス」、ジャマルに捧げる楽曲の制作を経て、"苦難と克服"を振り返り、ともに未来へ一歩を踏み出そうとする「解放」の4部構成だ。

●10.「ボヘミアン・ラプソディ

最後に、音楽の魅力が凝縮された劇映画をご紹介。世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、91年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマだ。「クイーン」の現メンバーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、知られざる真実が描かれる。

テイラー・スウィフトの最新ライブを全編収録した作品が、早くも配信! 「テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR(Taylor's Version)」 (C)2024 TAS Rights Management LLC. (C)2024 Disney and its related entities. ディズニープラスで独占配信中