リバプールユルゲン・クロップ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)での大勝を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

14日、リバプールはELラウンド16・2ndレグでスパルタプラハと対戦。敵地で行われた1stレグは5-1の圧勝だったが、この試合も大幅なターンオーバーはせずFWモハメド・サラーやFWダルウィン・ヌニェスが先発となった。

立ち上がりからエンジン全開で相手チームに襲い掛かったチームは、ヌニェス、MF
ボビー・クラークサラー、FWコーディ・ガクポにゴールが生まれ開始14分で4点を先取。この時点で突破を決定づけると、後半もガクポとMFドミニク・ソボスライのゴールでリードを広げ、6-1で勝利した。

2戦合計スコア11-2でELベスト8進出を決めたクロップ監督は選手たちの姿勢を称えつつ、2戦連続大敗となったスパルタプラハを慮るコメントも残している。

「今日のチームミーティングで、私は『0-5で負けて敗退するとは思わないが、スタジアムは満員で、本当に良い試合をするためのすべてが用意されている』と言った。良い試合ができるかは我々次第だが、それをするための理由は多くある」

「そして、選手たちは信じられないほどうまくゲームに入った。我々は彼らにプレスを仕掛け、素晴らしいゴールを決めたんだ。14分で4-0は本当に奇妙なもので、その瞬間から試合もそうしたものになった」

「それでも、良いゲームで面白かったと思う。我々全員がアンフィールドで異なる雰囲気を経験したが、ファンを含む全員にとって通常ほど神経をすり減らすものでなかったのが本当に嬉しい。誰もが正常な心拍数で家に帰れるし、時にはそうあるべきだろう。だが、日曜日は違う試合になるだろうし、今はその準備ができているか確認する3日間が残っている」

「相手の監督と話をしたよ。クオリティに差があるのは試合前から明らかで、常にそうだがクオリティの高い方のチームが良い姿勢を見せれば難しいことになる。そうなると、チャンスはどこにあるだろうか」

「私は人生の多くを小さなクラブで過ごしていた。スパルタがそうだと言うわけではないが、ドイツマインツという小さなクラブで働いていたんだ。そこでも試合に勝つことは可能だが、相手の状態に助けられる必要もある。今夜の我々は相手をまったく助けなかった」

スパルタにとって今は厳しい週に思えるだろうが、少なくともサポーターが遠征を楽しんでくれた様子、そして彼らのホームゲームでの振る舞いは素晴らしかった。ここから残りのシーズンが始まるし、彼らは戦うだろう」

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