アイルランド政府食糧庁（以下、ボード・ビア）は、欧州連合（EU）との共同出資による「ヨーロピアン ビーフ＆ラム from アイルランド～アイルランド、自然との共生」キャンペーンを実施中です。このたび、国際食品・飲料展 Foodex Japan 2024 開催前日の3月4日（木）に、業界関係者を対象とした「ヨーロピアン ビーフ＆ラムのサステナブルな生産」セミナー＆ネットワーキング・レセプションをアイルランド大使公邸で開催、アイルランドから来日したパッカーも参加しました。
セミナーでは、日本市場スペシャリストのカレン・バリフ氏がボード・ビアの日本での活動報告をアップデート、続いて、この日のために来日した、ボード・ビア食肉セクター代表のショーナ・ジャガー氏が繁殖技術を中心に、最新のヨーロピアン ビーフ＆ラム・セクターの展望、アイルランドの酪農家は伝統と最先端技術を融合させ、肉牛繁殖の最適化と効率化を図っていること、アイルランド肉牛生産者連盟（ICBF）は、すべての家畜の遺伝的価値を評価するDairy Beef Indexを提供しており、酪農家は、分娩が容易で、妊娠期間が短く、体型の良い、より良い肉を生産するための選択方法を知ることができることなどを説明しました。そして、調査会社GIRAマーケット・アナリストの西出香氏は、日本の食肉産業が直面している輸入の課題を掘り下げ、将来の需要に関する鍵となる洞察を発表しました。セミナーの後、実施されたネットワーキング・レセプションには、業界関係者34名の参加をいただき、ヨーロピアン ビーフ＆ラムのお料理を堪能しました。
「ヨーロピアン ビーフ＆ラムセミナー、そしてFoodexでは、日本のパートナーのみなさまとの交流を深め、アイルランド産ビーフ＆ラムの品質と価値を伝える理想的な場となりました。多くの新規および既存のお客様にお会いできたことを嬉しく思います。ボード・ビアは、日本での継続的な関係を非常に重視しており、特に、多くの日本のお客様と持続可能性の問題、アイルランドの食品持続可能性、話題の最先端ともいえるプログラム“オリジン・グリーン”について議論できたことは、大変興味深いものでした。」（ジョー・ムーア ボード・ビア日本担当マネージャーのコメント）
コメント