千葉大学 学術研究・イノベーション推進機構 (学術研究・イノベーション推進機構長 理事(研究):藤江 幸一)は、千葉県に在学・在住の高校生に向けた起業体験プログラム「TOKKA」における最終発表会を2024年2月18日(日)にペリエ千葉 ペリエホールにて開催しました。

  • 起業体験プログラム「TOKKA」について

 起業体験プログラム『TOKKA(トッカ)』とは、千葉県に在学・在住の高校生が、ビジネスの立ち上げを経験できる、体験型の教育プログラムです。何かに「とっか(特化)」した活動をやってみたい、世の中に働きかける「とっかかり」をつくりたい、ある分野に「とっか(突化)」して自分のアイディアを実現してみたい高校生に30万円相当の活動経費と社会人メンターとのコミュニケーションの場を提供し、アイディア実現の推進・支援を行うプログラムです。

  • プログラム内容

 本最終発表会は、審査員、社会人メンター、大学生サポーターの皆様にお集まりいただき、参加高校生が半年間の活動の成果を発表しました。そのほか自治体職員、千葉県内企業、千葉県内高校教員の皆様にもご参加いただき、高校生の発表へのアドバイスや感想をいただきました。

 高校生たちは6つのチームに分かれ、ビジネスモデルとともにこの半年間で実際に制作した製品やここまでの活動実績を披露しました。

 前半ではスライドを用いたプレゼンテーションを行い、後半で質疑応答を交えたポスター発表を行いました。

ポスター発表では、参加者同士やご来場いただいた方々と新たな観点から活発な質疑応答が交わされ、よりビジネスモデルを深めるきっかけとなりました。

 最後に、参加した高校生全員からコメントを通して、各自の振り返りを行いました。

プレゼンテーションの様子
ポスター発表の様子
振り返りの様子
社会人メンターとの意見交換の様子
  • 発表内容

Smile Mart企画本部 「学生が運営する、学校内コンビニエンスストア事業」

OD Community Support 「起立性調節障害の当事者たちをつなぐネットワーク事業」

Forestage 「ジビエフードの可能性を広げる、ペットフード事業」

にゃんにゃんカンパニー 「迷い猫を地域猫にする、猫用首輪製作事業」

MASHroom 「学生同士で勉強の輪を広げる、学習サポート事業」

ODD.S 「課外活動の情報を身近なものにする、学生向け情報サイト制作事業」

  • 参加者の声

 「TOKKAに参加するまでは、(自分のアイディアを実現するための)とっかかりが見つからずにいました。TOKKAに参加して、最初の一歩を踏み出すことができ、本当に参加して良かったなと思いました。」

 「もともと地域猫に首輪がつけられたらいいなあと思っていました。今回、さまざまな方の意見を取り入れながらアイディアを形にすることができました。人と関わることの大切さを知ることができました。」

 「今回自分たちの作ったポスターを見て13名もの方がイベントに参加してくださったのが嬉しかったです。やりたいことがあっても気持ちだけでは実現できないということを学び、今後に繋げていきたいと感じました。」

  • 千葉大学 学術研究・イノベーション推進機構 概要

 大学における共通価値の創造 (Creating Shared Value: CSV) を推進しています。研究推進部とUniversity Research Administrator (URA) が連携して最先端研究の推進を支援するとともに、企業等とのコーディネート活動等の一層の強化によって、社会価値創出のための様々な取り組みを実施する体制の整備と強化を実現して参りました。

学術研究・イノベーション推進機構長 理事(研究):藤江 幸一

本社所在地:〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33千葉大学 西千葉キャンパス内 IMO棟 I


 本イベントに参加された高校生、学生サポーター、社会人メンターの皆様、観覧にご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。また、ご後援いただいております文部科学省様、千葉県教育委員会様におきましては感謝申し上げます。

 今後とも、TOKKAの取り組みをご支援いただけますと幸いです。

配信元企業:国立大学法人千葉大学

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