全てにソツがない男。それが大谷翔平だ。

 日本時間の3月15日未明、愛妻と共に開幕戦の地、韓国ソウルに向かう写真が、大谷の公式インスタグラムにアップされた。ドジャースの広報は愛妻の詳しい素性には言及していないものの、ロサンゼルスの地元メディアには、大谷の横に佇む女性が新妻であると、公式に認めている。

 これを機に、元バスケットボール女子日本代表の真美子夫人の秘蔵映像が、SNSに次々と公開され、Xでは旧姓「#田中真美子」がトレンド1位入りした。

 3月2日の本サイトで取り上げたように、大谷が愛妻を公開するのは時間の問題だろうと思われていた。

「大谷だけが開幕戦や祝勝会、オールスターゲームに愛妻を同伴させなければチームで浮いてしまうし、愛妻をないがしろにしていると不興を買う。メジャーリーガーの妻はチャリティー活動に駆り出される機会が多く、あの大谷と夫人が『プライバシー保護』を理由にチャリティー不参加というのは考えられなかった」

 そう話すのは、元ドジャース番記者だ。続けて、

「それでも大谷にとっては右ヒジ手術後、史上最高年俸での移籍、そして結婚と、WBCで優勝した昨シーズン以上にプレッシャーがかかる。名門ドジャースのファンと地元メディアはかなりの辛口で、二刀流を封印して臨む今シーズン、打撃不調ならば大谷のみならず、妻への批判も噴出します。大谷としてはオープン戦を通じて本塁打三冠王のタイトルを狙える手応えをつかむまでは、真美子夫人を秘匿し、守るつもりでいたのでしょう」

 つまり開幕戦前の愛妻公開は「今季、三冠王のタイトルも狙える」宣言だというのだ。

 ドジャースの共同オーナーには、バスケットボール界のレジェンドマジックジョンソンの名前がある。主治医のニール・エラトロッシュ医師はドジャースだけでなく、NBAのチームドクターも務め、スーパースターのコービー・ブライアント主治医でもある。

 笑顔は大谷の母親そっくり。公開された写真を見ても、大谷の顔のそれぞれのパーツと似ている真美子夫人はバスケットボールの国際試合出場経験も豊富とあって、大谷がロサンゼルズで暮らしていく上で申し分のない伴侶だ。

 2人のファンが満を持して公開した秘蔵映像で「勝負おにぎりの具は梅」と語っていた真美子夫人。披露回復効果がある梅と愛情がたっぷりこめられたおにぎりを、これからずっと大谷にふるまってほしい。

(那須優子)

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