1989年の開館から複合文化施設として多くの文化・芸術を発信してきたBunkamura(運営:株式会社東急文化村/所在地:東京都渋谷区)は、現在、オーチャードホールを除き休館中ですが、3月16日(土)~24日(日)の期間、「渋谷ファッションウイーク2024春」に参加し、休館中の館内にて期間限定の特別なプログラムを開催します。


Bunkamuraの未来を照らす新しいアート体験
Bunkamura建築のシンボルともいえる地下1階に広がる吹き抜けでは、国内外で活躍するアーティスト西野達による、Bunkamuraで実際に使用されてきた家具や什器を使った大型インスタレーション『西野達アートプロジェクト「ミラーボールファニチャー」』を展示。


また、様々な音楽家から愛されてきた歴史と魅力を持つ旧Bunkamura Studioでは、新たな聴覚体験を創出するサウンドアーティストevalaが、『新作サウンドインスタレーション「Sprout」』を展示します。


さらに旧Book Shopでは、「9 days Book Store & Art Market」を開催。クリエイターやアート系ブックストアから出品された書籍や作品を販売し、売り上げの一部を令和6年能登半島地震の被災地へ寄付します。


Bunkamuraの歴史と未来を体験できる期間限定の特別なプログラムをぜひご堪能ください。


【展示作品】
■西野達アートプロジェクト「ミラーボールファニチャー」
■展示場所:Bunkamura 地下1階
■アーティスト:西野達


ステイトメント】

Bunkamuraの譜面台、イーゼル、控室のロッカー、ドゥ マゴ パリの椅子、など、実際に使われてきた家具や什器にミラーを貼り付け、ミラーボールとして再構成した作品です。

ミラーに反射した「カルチャーの光」はBunkamuraの吹き抜けを隅々まで照らし、いくつかの塊は上空へと向かいます。建物内を移動しながら施設の中を照らす「カルチャーの光」は35年続くこの施設の活動に文字通り光を当て、そして天空へと上昇する光はBunkamuraから世界に拡散され、未来へと続くカルチャーの種子を象徴しています。

現在、隣接地の開発工事のため一部休館中のBunkamuraで展示されるこの作品は、この複合文化施設の歴史的価値を再評価し、また将来にわたって文化の発展に寄与しようと考える決意表明となっています。


■新作サウンドインスタレーション「Sprout
■展示場所:Bunkamura 地下1階 旧Bunkamura Studio
■アーティスト:evala


photo by Susumu Kunisaki

ステイトメント】

一般にはあまり知られていないかもしれませんが、Bunkamuraの地下には立派な音楽スタジオがあり、90年代よりあの歌やこの曲など数々の名曲がここで生み出されてきたミュージシャン憧れの場所でした。残念ながら、1年前に閉鎖してしまいましたが、今回そのスタジオ跡地で作品をつくるありがたいお話をいただき、敬意をこめて、音楽スタジオではなされてこなかった新たな実験を試みています。

作品タイトルの『Sprout』は、“発芽”という意味ですが、そこには“Sp out” というSpeaker outの略語も隠れています。長きにわたる役目を終えた音楽スタジオから、生まれくる音の芽吹きを感じてください。


【9 days Book Store & Art Market】
場所:Bunkamura 地下1階 旧Book Shop
ファッションデザイナー、建築家、写真家、アーティストなどのクリエイターやアート系ブックストアなどが、それぞれの蔵書の中から厳選したこだわりのアートブック、写真集、マルチプル作品などを出品するマーケットを開催。売り上げの一部を令和 6 年能登半島地震の被災地へ寄付します。


◎概要
SHIBUYA FASHION WEEK 2024 Spring × Bunkamura
Bunkamuraの未来を照らす新しいアート体験」
<開催期間>2024年3月16日(土)~3月24日(日)13時~20時 ※最終日のみ13時~18時
<展示場所>Bunkamura 地下1階
※本企画は渋谷ファッションウイークが参画する東京クリエイティブサロンの一環として開催します。
<イベント詳細> https://www.bunkamura.co.jp/event/lineup/20240316.html

配信元企業:株式会社東急文化村

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