今から40年ほど前、地域の特産品になればと地元住民有志による「5色のひし餅づくり」が始められました。高齢化等により、現在は高山市一之宮町の民宿の女将、水野美代子さんがお一人で作っています。「5色のひし餅」は、水野さんの民宿や市内アンテナショップのほか、同町で行われる「飛騨生きびな祭」でも販売され、祭りに花を添えます。

5色のひし餅を切る水野さん

高山市一之宮町「農家民宿みづの荘」では、1か月遅れのひな祭りに向け「5色のひし餅づくり」が、3月14日(木)から始まりました。この「5色のひし餅」は、約40年ほど前に地元住民有志で考案されましたが、高齢化等により、ここ10年間は同民宿の女将である水野美代子さんがお一人で1シーズン160袋ほどを作り、地域の特産品を守っています。

「白餅」は雪、「きび餅」は雪解け後の土、「よもぎ餅」は若葉の芽吹き、赤カブの汁を使った「紅餅」は咲き誇る花、「カボチャ餅」は実りと、自然の素材を使った5色で、季節の移り変わりを美しく表現しています。きびを除く材料は、すべて水野さんの自家製で、色だけでなく香りも楽しめます。

水野さんは「毎年3月に作っているが、この時期が楽しみで仕方がない」「最近は暗いニュースも多いが、色鮮やかなこのひし餅を食べて多くの人に幸せになってほしい」とお話されました。

「5色のひし餅」は1パック450円(税込)で、みづの荘のほか、4月3日(水)に飛騨一宮水無神社にて行われる「飛騨生きびな祭」や、同市本町のアンテナショップ「まるっとプラザ」でも販売されます。5色の“彩り”をぜひお楽しみください。

  • 「5色のひし餅」の購入はこちら

・農家民宿みづの荘(岐阜県高山市一之宮町、0577-53-2707)

・飛騨一宮水無神社(岐阜県高山市一之宮町、4/3飛騨生きびな祭開催時のみ)

・まるっとプラザ(岐阜県高山市本町、0577-77-9200)

5色のひし餅
  • 一之宮地域について

一之宮地域は、高山市の南側に位置し、分水嶺を成す位山を中心とする山麓に美しいのどかな田園風景が広がる源流の里です。臥龍桜やツメタの大イチイをはじめ巨樹、巨木など自然豊かで、飛騨一宮水無神社や飛騨生きびな祭、位山巨石群、位山道など歴史とロマンにあふれる地域資源が数多くある地域です。

飛騨生きびな祭
臥龍桜

【本件に関するお問い合わせ】

農家民宿みづの荘

住所:〒509-3505

   岐阜県高山市一之宮町2008番地

電話:0577-53-2707(担当:水野)

配信元企業:高山市

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