西島秀俊

17日、日曜劇場さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)が最終回を迎える。同作で主演を務める西島秀俊は、俳優として様々な功績を残してきた。

近年、西島は現場での振る舞いを再評価されていて…。

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■ぎこちなかった父と娘の関係に変化が…

さよならエストロ』は、世界的な天才指揮者ながら、家事は何もできない主人公がある事件をきっかけに家族と離れ離れになるところから始まる。5年後、日本の地方楽団で指揮をすることになり、久しぶりに子供達と同居する様子を描く。

主人公の天才指揮者役を西島が、彼の娘役を芦田が演じる。芦田は音楽嫌いで長らく父親を拒絶していた。10日放送の第9話では親子が心を通わせ、最終回の行方が注目されている。

 

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■見えないところでの役作り

作中では、天才指揮者としてオーケストラを率いる西島。指揮棒を振る姿も板についているが、見えないところでの努力があったようだ。

あるテレビ局関係者は、「東京音楽大学教授で指揮者の広上淳一さんから指導を受けた際、熱心に質問していたそうです。また、空いた時間に様々な指揮者の映像を見るなど、細部までこだわっていました。指揮者は人によって様々な表現をするため、何が正解か見えにくいですが、西島さんは巧みに演じていると思います」と評価する。

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■「彼がいる現場の空気は…」リアルな声

西島はかねてから多くのドラマや映画に出演し、俳優として高く評価されている。彼の演技力に関しては、もはや説明不要であろう。

近年は、現場での振る舞いを評価されているようだ。「共演したタレントからもスタッフからも、『西島さんのいる現場は明るい雰囲気で楽しい』という声があがっています。誰に対しても壁を作らず、気さくに話しかけてくれますし、ピリピリしたり、イライラした様子を一切見せません」(前出・テレビ局関係者)。

昨今、社会全体でコンプライアンスが重視されている。この点でも、西島は強い思いがあるようで…。

「西島さんは19歳でオーディションを受け、俳優の道に進みました。当時は監督や先輩から怒鳴られるなど、厳しい指導も受けたそうです。ただ、西島さん自身は同じことはしないと考えているようで、そうした振る舞いをしないよう徹底してきました」(前出・テレビ局関係者)。

こうした”コンプラ意識”の高さも、西島が起用され続ける理由の一つかもしれない。

 

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■「食卓に残ってみんなで食事」も…

さよならエストロ』も、和やかな空気で撮影が行われているようだ。前出のテレビ局関係者が続ける。

「家族がテーマの作品とあって、娘役の芦田さんや息子役の大西利空さんと食事するシーンが多いです。撮影が終わった後も、みんなで食卓に残って料理を食べながら話しているといいます。西島さんは聞き上手で、芦田さん達の話をいつも笑顔で聞いており、本当の家族のようになっているんですよ」(前出・テレビ局関係者)。

ドラマは明日最終回を迎えるが、これからも西島は“アパッシオナート(情熱的)”な現場を作ってくれるに違いない。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『院内警察』(フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系

西島秀俊、『さよならマエストロ』座長の評判 「彼がいる現場は…」関係者のリアルな声