プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。3月9日(土)の放送は、前回に引き続き、お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造(えんどう・しょうぞう)さんをゲストに迎え、お届けしました。


遠藤章造さん(左)とパーソナリティの丸山茂樹



◆好きなプロゴルファーは、タイガー・ウッズ一択!

丸山:遠藤くんに聞きたいんだけど、ここ最近、好きなプロゴルファーはいますか?

遠藤:アップデートできていないかもしれないですけど、いま1人挙げろと言われたら、やっぱりタイガー(・ウッズ)しかいないんですよね。この間も息子さんと一緒にね。

丸山チャーリーくんとね。

遠藤:息子さんと一緒に出ているのを観るだけで、タイガーがゴルフ場にいるだけで、ずっと観ちゃいますね。やっぱりタイガーなんすよ。

丸山:彼はちょっと特別な世界の選手だからね。

遠藤:昔、丸さんとおしゃべりさせてもらったときに、それこそタイガーが一番強いときを(間近で)見ているわけじゃないですか。

丸山:(アメリカのPGAツアーに本格参戦した)9年間、丸ごと見せつけられたからね。

遠藤タイガーが、一番脂がのっているときに同じ土俵だったじゃないですか。

丸山:僕は1998年ぐらいから海外の選手と交流を深めて、「ザ・プレジデンツカップ」に行ったりして、そこから約10年、2008年ぐらいまでずっとほぼ一緒にいて。

遠藤はい。

丸山:僕のいた9年間のタイガー・ウッズは50勝、賞金王が7回、世界ランキングがほぼ10年1位で。ローリー・マキロイが2022年に世界ランキング1位に返り咲いたときのニュースで、いまローリーがタイガーの世界ランキング(の記録)を抜くには、ここから先、11年1位をキープしなきゃいけないと。

遠藤:おぉ、すごいな……。

丸山タイガー・ウッズってすごいのよ。遠藤くん、マジで。

遠藤:そうですよね。

丸山:いまの額で言ったら500億、賞金だけで稼ぐ人なんですよ。もし、この時代にいたとしても、たぶんぶっちぎりで一番だと思う。そのぐらいすごい。

遠藤:いまだと、女子で言ったら、山下美夢有(やました・みゆう)ちゃんは、同じ大阪出身なんですけど、彼女がまだ“バーン!”といく前の年に仕事を一緒にさせてもらうことがあって。

丸山:うん。

遠藤:(身長が)150cmぐらいの女の子で「試合出ているの?」ぐらいの感じやったんですよ、「頑張りますー」みたいな。「頑張ってや。同じ大阪やから応援するわ」って言うてて。

丸山:近所のおじさんみたいなね。

遠藤:で、何ヵ月かしてテレビで“この子、見たことあるな“と思ったら、“あっ、あの子や! 前に番組で一緒やった子や。優勝してよかった”ってところから、オフになったら(賞金)1億円以上稼いで。

丸山:(2022年、2023年と)2年連続賞金女王だからね。

遠藤:そうでしょ。次に会うたら僕、思い切り敬語でしゃべってましたもん。「おはようございます!」って(苦笑)。

丸山:ハハハハハ!

遠藤:“こう変わるか、2年で!”って。

丸山:すごいよね、あの小さな体で。アイアンショットのキレがいいよね。観ていて、ガッツがあるなって。

ココリコ遠藤、目標は2024年のうちに“アンダーパー達成”

遠藤:僕とか、調子が良くてパターが入れば70台が出るようにはなったんですけど。

丸山:それはすごいよ。ベストスコアは?

遠藤:パープレー(18コースで72ストローク)が3~4回ぐらい。

丸山:パープレーで回ってこられるのはすごいよ。1,000万人近いゴルフ人口で、70台で回ってこられる人って1%いないんだよ。

遠藤:そうらしいですね。

丸山:そのなかに入っているんだから。

遠藤:でも、レギュラーティー(一般のプレーに使われるフロントティー)からですから。

丸山:いやいや……いいじゃない、それは。

遠藤:(主にトップアマチュアやプロゴルファーが使用する)フルバックティーとか、到底無理なんで。

丸山:前からやろうが、後ろからやろうが、いいスコアを出せるのは大事なことだから。50歳過ぎて、もう見栄も張らなくたっていいでしょ(笑)。全然、上手いから。いいじゃない、楽しくやれれば。

遠藤:そうですよね。

丸山:もちろん僕らは後ろからやっても、たくさん打てるというのがあって、それも喜びであり、練習にもなるんだよね。短いコースに行くと、ショートアイアンしか打たないから、バランスよく14本打ちたいなと思うと、ちょっと後ろからやったほうが面白いというのもあってやっているんだけどね。僕も、到底スコアなんて出ませんよ。

遠藤:そんなことないですよ。

丸山:本当、本当。7,000~7,200ヤードぐらいのところに行くと、パープレーで回ってきたら“めちゃくちゃいいゴルフしたな”って。それもほとんど拾っているからね。まともにセカンド(ショット)をビタビタと(グリーンに)のせるのは、やっぱり6,700~6,800ヤードぐらいがちょうどいいのかなって。自分の飛距離的にはね。

遠藤:そうですよね。自分のできる範囲で楽しめるのがゴルフのいいところですよね。

丸山:そうそう、僕もそう思う。アマチュアの人は、スコア出すと喜ぶからね。そうじゃなくて、たまにはちょっと後ろからやって、たくさん練習するのもいい。(グリーンに)のらないから毎回アプローチをやるのも勉強になるし、そういう日もつくると、ゴルフは非常に伸びるのかなと。

遠藤:なるほど。

丸山:最後にゴルフの目標を聞かせてもらえたらと。

遠藤:ショートホール200ヤード近いようなところもどんどん経験していって、年内までには1回でいいので、,アンダーがどんな世界なのかを。今年はアンダーパー(規定打数より少ない打数でラウンドを終えること)を出す目標と、うちのYouTubeチャンネル「ココリコ遠藤のヘンなカタチ」に、丸さんに出てもらうと。

丸山:それは行きますよ、絶対。

次回3月16日(土)のゲストは、元プロ野球選手の坪井智哉(つぼい・ともちか)さんです。

AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。


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3月9日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年3月17日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
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