前節はFW浅野ボーフムとMF堂安による日本代表アタッカー対決が行われ、堂安のアシストで2-1としたフライブルクが7戦ぶりの白星を手にした。迎える第26節、ヨーロッパリーグ(EL)で明暗の分かれた8位フライブルク(勝ち点33)と首位レバークーゼン(勝ち点67)が対戦する。

フライブルクはボーフムに勝利後のELウェストハム戦、堂安がフル出場したものの、敵地での2ndレグを0-5と大敗。ホームでの1stレグを1-0と制していたが、逆転での敗退となった。代表ウィーク前にもう一試合タフな一戦となるが、堂安は踏ん張れるか。

対するレバークーゼンは前節、前半半ばに10人となったヴォルフスブルク相手に2-0で勝利。2位バイエルンとの10ポイント差を維持している。そしてELではやはり10人となったカラバフに2点を先行されるまさかの展開とされながらもそこから起死回生の3ゴール。FWシックが殊勲のドッペルパックで大逆転でのベスト8進出とした。公式戦無敗記録を37試合に伸ばした中、この勢いを持続して代表ウィークに入れるか。

CL8強入りで勢い付いた2位バイエルン(勝ち点57)は最下位ダルムシュタット(勝ち点13)と対戦。前節マインツに圧巻の8発圧勝としたバイエルン。FWケインハットトリックで大台の30ゴールに到達した中、最下位チーム相手にも爆発となるか。

3位をキープし続けるシュツットガルト(勝ち点53)は7位ホッフェンハイム(勝ち点33)と対戦。シュツットガルトは前節、FWギラシー弾などでウニオン・ベルリンに勝利。安定した強さを見せ付ける中、難敵ホッフェンハイムを退けることはできるか。DF伊藤はセンターバックでスタメン予想だ。

4位ドルトムント(勝ち点47)は6位フランクフルト(勝ち点40)と対戦。ドルトムントは前節、MFザビッツァーが退場した中、ヴォルフスブルクに2-1で逃げ切り勝利。そして水曜に行われたCLではPSVに2-0で競り勝ち、ベスト8進出を決めた。CL出場権争いのライバルになり得るフランクフルトを退け、4位死守となるか。

堂安フライブルクに敗れて3連敗となった15位ボーフム(勝ち点25)は17位マインツ(勝ち点16)と対戦。今季も残留争いに巻き込まれることになったボーフムだが、浅野はチームを救えるか。

最後にDF板倉の12位ボルシアMG(勝ち点27)は11位ハインデンハイム(勝ち点28)と対戦。前節ケルン戦ではスタメンを外れた板倉。板倉投入後、3-2と一時勝ち越したものの、3失点目を喫して勝ち切るには至らなかった。そして火曜に行われたDFBポカールでは板倉がフル出場した中、台風の目となっているザールブリュッケンに敗戦。ハインデンハイム戦でも板倉は先発復帰予想となっているが、守備を締めてチームを勝利に導けるか。

ブンデスリーガ第26節
▽3/15(金)
ケルン 1-5 ライプツィヒ

▽3/16(土)
23:30
ウニオン・ベルリンvsブレーメン
ヴォルフスブルクvsアウグスブルク
マインツvsボーフム
ハイデンハイムvsボルシアMG
ダルムシュタットvsバイエルン
《26:30》
ホッフェンハイムvsシュツットガルト

▽3/17(日)
23:30
フライブルクvsレバークーゼン
《25:30》
ドルトムントvsフランクフルト