16日、日本フットボールリーグ(JFL)第2節の2試合が行われた。

◇栃木C 2-1 枚方
7年ぶり昇格の栃木シティFCと、今季から二川孝広監督&大黒将志ヘッドコーチ体制のFCティアモ枚方。開幕戦は栃木Cが黒星、枚方がドローと、どちらも今季初白星を狙う。

試合は49分、枚方がスルーパスに抜け出したFW河合秀人の右足弾で先制。しかし直後の52分、栃木Cは2度目の加入でヴィアティン三重から帰ってきたFW吉田篤志がダイビングヘッド弾を叩き込み、すぐさま同点とする。

待望の追加点は、JFL7年ぶりの白星を目指した栃木C。72分、GK原田欽庸がパントキックで前線目がけて大きく蹴ると、飛び出して対応した
枚方GK冨澤凜太郎の処理が中途半端に。

直前に途中出場した新戦力FW丹羽一陽がルーズボールを拾って迷わず右足を一閃。JFL初開催の本拠地CITY FOOTBALL STATIONが歓喜に包まれる逆転弾、そして決勝点となった。

2-1で逆転勝利した栃木Cは今季初白星であると同時に、栃木ウーヴァFC時代の2017年以来、7年ぶりのJFLでの白星となった。

◇マルヤス 1-1 Honda

開幕戦で昨季2位のブリオベッカ浦安を撃破したFCマルヤス岡崎と、ソニー仙台FCとの“企業クラブ頂上決戦”を制した昨季王者Honda FCHondaにとっては2試合連続の企業対決だ。

36分、HondaはマルヤスMF西本雅崇のラッキーなオウンゴールで先制。しかし、1点リードで折り返した52分、セットプレーからFW原耕太郎に強烈な左足ミドルを叩き込まれてしまう。

Honda指揮官の井幡博康監督率いるマルヤスと勝ち点1ずつを分け合った“JFLの盟主”Honda。開幕2連勝とはいかなかった。

◆第2節結果
3月16日(土)
栃木シティ 2-1 FCティアモ枚方
FCマルヤス岡崎 1-1 Honda FC

3月17日(日)
[13:00KO]
沖縄SV vs ブリオベッカ浦安
高知ユナイテッドSC vs ラインメール青森
ヴィアティン三重 vs クリアソン新宿
アトレチコ鈴鹿 vs レイラック滋賀
ソニー仙台FC vs ヴェルスパ大分
横河武蔵野FC vs ミネベアミツミFC