16日は広い範囲で晴れて気温が上昇し、東京では20℃を超えるなど5月上旬並みの暖かさとなりました。17日は一転、天気の崩れる所が多そうです。

17日は前線を伴った低気圧が北日本に接近する見込みです。低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込むため、北日本や東日本の日本海側は雲が多く、雨や雪の降る所があるでしょう。東日本の太平洋側では午前中は広い範囲で晴れるものの、午後は雲の広がる所がありそうです。また、西日本では西から次第に雨が降るでしょう。東北や九州では雷雨となる可能性もあるため、落雷や突風などに注意してください。

最高気温は西日本では16日よりも低くなる所が多く、その他の地域は同じくらいかやや高くなる予想です。ただ、前線が通過したあとの18日は冬型の気圧配置となり寒気が流れ込むため、気温上昇には一旦ストップがかかりそうです。

（気象予報士・星 絵理香）

17日の天気予報。