ミランに所属するイングランド代表DFフィカヨ・トモリは、近い将来にバイエルンへ移籍する可能性があるようだ。16日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

 来夏の補強に向けてディフェンダーリストアップしているというバイエルンは、かねてよりトモリを高く評価し興味を抱いているようだ。そして今回の報道によると、この件について同選手の代理人を務めるヴィクトル・コラール氏は「彼は忠実であり、今はクラブとして苦しいシーズンを過ごしていることもあり、ミランから逃げ出すようなことはないだろう」とコメント。

 しかし同氏は「ミランは非常に良いクラブだが、トモリは将来的に一歩前進する可能性がある。身体的にフィットした状態ならば、彼はどのクラブからでも熱望されるディフェンダーとなるだろう」とも語り、同メディアは今後の移籍の可能性に含みを持たせたと報じた。

 現在26歳のトモリは、2021年1月にチェルシーから移籍してミランプレー。2021-22シーズンはリーグ戦31試合に出場し、クラブにとって11シーズンぶりの優勝に大きく貢献した。今シーズンは怪我の影響もあるもののここまで同18試合に出場しており、ミランとの契約は2027年6月までと伝えられている。

ミランに所属するトモリ [写真]=Getty Images