バイエルンは16日、ブンデスリーガ第26節でダルムシュタットとのアウェイ戦に臨み、5-2で逆転勝利した。

前節マインツに圧巻の8発圧勝とした2位バイエルン(勝ち点57)は出場停止明けのパブロビッチが先発に復帰した。

最下位ダルムシュタット(勝ち点13)に対し、ケインを最前線に、2列目に右からサネ、ミュラー、ムシアラと並べたバイエルンが立ち上がりから押し込むと7分、ボックス内でムシアラがタメを作ったプレーからキミッヒがGK強襲のシュートを浴びせた。

しかし16分にホンサクにGKノイアー強襲のシュートを打たれると、28分に先制される。GKのパントキックの流れからホンサクの中央突破を許して最後はスカルケに決められた。

それでも36分、バイエルンが追いつく。パブロビッチが粘り強い持ち上がりでボックス左ポケットまで侵入。マイナスクロスをケインが落とし、最後はムシアラが蹴り込んだ。

そして前半追加タイム1分、バイエルンが逆転する。右サイドからのキミッヒのクロスをケインがヘッドで押し込んだ。

ハーフタイム間際、ヴィルヘルムソンのシュートがバーに直撃してひやりとさせられた中、バイエルンの1点リードで前半を終えた。

迎えた後半もバイエルンが押し込む流れで推移した中、パブロビッチが脳震とうで交代するアクシデントがあったものの、64分に3点目。

スローインを受けたムシアラがボックス右でDF5人ほどを引き連れて圧巻のカットインシュートを決めきった。

さらに74分、バイタルエリアを打開したムシアラのスルーパスをボックス右で引き出したニャブリがシュートを流し込み、バイエルンに決定的な4点目が生まれた。

終盤、ケインがポストに左足を直撃して負傷交代するアクシデントがあったものの、追加タイムにテルのゴールも生まれたバイエルンが終わってみれば5発圧勝。2試合連続の大勝劇としている。