永野芽郁主演のドラマ「君が心をくれたから」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の最終話が、3月18日(月)に放送される。

【写真】車いすに乗った雨(永野芽郁)と一緒に出掛ける太陽(山田裕貴)

永野芽郁×山田裕貴のファンタジーラブストーリー

本作は、主人公・逢原雨(永野)がかつて心を通わせた男性・朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。

太陽が事故に遭ってしまい悲しみに暮れる雨の前に、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)が現れ、“奇跡”を提案する。それは「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」というものだった。そして、雨は太陽のためにその“奇跡”を受け入れる。

これまでに雨は味覚、嗅覚、触覚、視覚を失い、最後に聴覚が残っている。

■「君が心をくれたから」最終話あらすじ

最終話は――

まつりの夜、雨は、太陽が作った最初で最後の花火を見ることができなかった。視覚を失うタイムリミットに間に合わなかったのだ。それに気付いた太陽は、悔しさを堪えきれずに嗚咽する。そんな太陽に、雨は「十年間願い続けた夢を叶えてくれて、本当に本当に、ありがとう」と伝えて笑顔を見せた。

日付が変わる午前0時。五感のうち残された最後のひとつ「聴覚」が失われるまでのタイムリミットが表示される。それは1週間後の3月31日午後4時だった。日下からそれを教えられた雨は、線香花火の勝負で勝ったから、と言って太陽にひとつ頼み事をする。桜まつりからの帰り道、太陽は、「雨の心を支える言葉を伝えるよ」と約束していた。雨は、聴覚がなくなるとき最後に聞くのはその言葉がいい、と太陽に頼むと、それまでの間ふたりでたくさん笑おうと約束する。

雨と太陽は、長崎孔子廟や眼鏡橋を訪れたり、もう一度観覧車に乗ったりして幸せな時を過ごす。その間も、雨に伝える言葉を考え続ける太陽。そして3月31日、雨が最後に行きたいと言ったのは、ふたりが出会った場所だった。春陽(出口夏希)にメークをしてもらった雨は、太陽と一緒に長崎県立長崎高校を訪れるが…。

――という物語が描かれる。

■「ハッピーエンドであってくれ」の声多数

公式X(旧Twitter)やYouTubeなどで見ることのできる予告動画では、「一週間後、逢原雨さんの聴覚は奪われます」という日下の声からスタート。涙を流す太陽や春陽らの姿が映し出され、太陽は「俺、伝えるね。雨の心を支える言葉を」と語り、雨は「太陽くんと、毎日うんと楽しみたい」と思いを明かす。そして「もう一度約束」と最後の約束を交わす二人。動画の最後には「奇跡はまだ終わっていません」という日下の声とともに、雨が目を開く姿で締め括られている。

毎週苦しい展開が続いている本作。視聴者からは、「つらすぎて心折れそう」「予告だけで涙が止まらない」「最後の日下の言葉を信じてます」「五感が戻る奇跡が起きたらいいのに」「幸せな雨ちゃんと太陽くんが見たい」「最終回はハッピーエンドであってくれ」など雨と太陽の幸せを願う声が多数寄せられている。

「君が心をくれたから」最終話より/(C)フジテレビ