女優の新木優子(30歳)が、3月16日に放送されたトーク番組「人生最高レストラン」(TBS系)に出演。極楽とんぼ・加藤浩次と共に、優しかった大杉漣さんの思い出を語り合った。  

連続ドラマ「さよならエストロ」に出演している新木優子が、宣伝を兼ねて番組のゲストとして登場。映画「風のたより」で初めて映画の主演が決まった時に、すごく大きな壁にぶつかって「緊張が先走ってしまって空回りしてしまう状態」だったと振り返る。

祖父役だった大杉漣さんとの初めて共演するシーンで、全く言葉が出てこない状態だった新木に対して、大杉さんは「間違えることは誰でもあることだから、そんなに緊張しないでいいんですよ」と優しく声を掛けてくれたという。

極楽とんぼ・加藤浩次も「大杉漣さんってめっちゃくちゃ優しいじゃないですか。僕も『加藤です!初めまして!』って挨拶した時に『そんなのいいからさ、Jリーグの話しようよ』って言ってくださって。それで一気に和みましたもん」と話すと、新木も「本当に気さくで。『れんれんって呼んで』って」と言われたと語った。

新木は2018年2月、大杉さんが亡くなった際、自身のInstagramでも初共演時の思い出に触れ、「私の初主演映画で共演させていただいて、太陽のように温かくて、お芝居には厳しく丁寧で、、本当に素敵な方でした。今思うと改めてなんて贅沢な時間だったんだろうと、、、漣さんにかけて頂いた言葉、眼差し、手の温もりは全て覚えています。『またいつか』の夢は叶いませんでしたが、漣さんとご一緒させて頂いた経験を糧にしてこれからも一生懸命に頑張ろうと思います。漣さん大好きです。心からご冥福をお祈りいたします」とつづっていた。