新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は12日、アニメLIVEチャンネルにて『声優と夜あそび 火【谷山紀章×下野紘】#38』を放送した。

スタジオを飛び出し、居酒屋から2人の“サシ飲み”をお届けした本放送。この1年の夜あそびを振り返るとのことで、まずは来シーズンへの去就が発表され、ともに“卒業”することを報告した2人。谷山はその理由について「僕はやっぱり、夜型に見えて昼型人間だったんです。浪川とやってた時も(卒業の理由が)それだったのよ!」と以前と同じ理由であることを正直に告白し、下野も思わず吹き出した。

また、下野は「一つだけ言わせてください!卒業したいって言ったわけではなく、スケジュールが合わなくて…」と理由を明かし、「だから、何かあればマジで呼んでください!絶対行きます!」と番組への愛を語った。その後は、ハロウィンの仮装回や、谷山が絶叫した怪談話、守護霊診断など、さまざまな“あそび”を振り返った2人。

「お互い何かをやらかしたとか、クビじゃないから!」と笑いを誘いつつ「ファンにもスタッフにもめっちゃ愛されてるよね、俺ら」と視聴者とスタッフの存在へ改めて感謝を述べた谷山に、下野も「本当に愛されてる」としみじみ。

またお酒も進むと、スタッフからの「たまには真面目な話を…」という声に応え、2人が熱い仕事論を語る場面も。“仕事”への向き合い方を聞かれ、下野は「元々自分がこの世界にすごい向いてる人間だとは思ってなくて。好きは好きだったけど、初めてみたら、人前に出ないといけないとか、自分が苦手って思うことをしないといけない大変な部分もあった」と明かしつつ、「でもその“好き”が、大変だ、苦手だって気持ちより上回ってたからずっと続けてこられたなって思う」と“声優業”への愛を告白。

続けて「オーディション落ちましたとか、仕事が減ってきましたっていうのも経験して、その悔しさと恐怖心からなんとかしたいって、仕事があるんだったらなんでも受けたいっていう時期もあった」と仕事が軌道に乗るまでの苦悩を明かした下野に、谷山は「根本的な原動力ってそこなんだ。絶対にあの時の気持ちを思い出したくないっていう」と話し、「でも本当にギャンブルだよね。我々みたいな業界って」と声優業界の厳しさを語った。

その後も、声優を目指した時期を振り返ったり、アーティスト活動の理由を語ったりと、熱いトークを繰り広げた2人に、視聴者からは「貴重だな」「めちゃ為になる」「真面目なお話助かる」などのコメントが寄せられた。

(C)AbemaTV,Inc.

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